地域政党「大阪維新の会」大阪府議団代表の笹川理(おさむ)府議(41)は18日、同じ維新の宮脇希(のぞみ)大阪市議(36)にパワハラなどをしたとして「私自身、未熟な点があり、有権者の信頼を損ねたことを心からおわびする」と謝罪した。
同日発売の週刊文春が報じたのを受け、府庁で記者団の取材に応じた。
維新の横山英幸幹事長(大阪市長)は笹川氏を口頭で厳重注意した。
報道によると、笹川氏は平成27年ごろ、当時市議1期目の宮脇氏が夜中に作業していた事務所の前に車を止めて帰りを待ったり、別の機会にほかの議員の車で帰宅した宮脇氏にLINE(ライン)で「ふざけんなや」などのメッセージを連続して投稿したりした。
笹川氏は18日、報道内容をおおむね認め、人を介して宮脇氏に謝罪を伝えたことを明らかにした。8日に就任したばかりの府議団代表については「大阪の未来のために今まで以上に努力し務めていきたい」と続投する意向を示した。
横山氏は18日、記者団の取材に「笹川議員の行為はあってはならないこと。有権者の信頼を損ねることになり、幹事長として申し訳なく思う」と述べた。