「自転車を倒された」で激怒か 同じマンション住人を“ナタ”で襲撃 午前2時の犯行 容疑者の男は“タトゥー”に格闘技好き 横浜市

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横浜市で、同じマンションに住む男性、ナタのようなもので切りつけて、ケガをさせたとして34歳の男が逮捕された。殺害しようとした疑いで34歳の男が逮捕されました。「自転車を倒された」ことでトラブルになったとみられている。
平綿由政容疑者(34)は、4月22日午前2時ごろ、横浜市南区の自宅マンションの共用部分で、40歳の男性の頭に、ナタのような刃物を振り下ろして、ケガをさせたとされる。被害者の男性は、額と左手首にケガをして病院には運ばれた。命に別状はなかった。
男性は、同じマンションの住人だった。襲われてから、およそ10分後、男性が110番通報をして、事件が発覚。神奈川県警南署が捜査に乗り出した。
男性宅の前に設置されたインターホンに、”ナタ”を持った平綿容疑者の姿が録画されていたことから、関与が浮上したという。南署は、同日午後9時半ごろ、平綿容疑者を、殺人未遂の疑いで通常逮捕した。
2人に面識はなく、調べに対して平綿容疑者は「言いたくありません」と、一貫して黙秘を続けているとされる。格闘技が好きな平綿容疑者は、自らのSNSにも、格闘技に取り組む様子の画像などを掲載していた。
近所の人は、取材に対して、平綿容疑者の印象について「挨拶を交わす程度の間柄だが、悪い印象はなかった」と話していた。
関係者によると、事件当日、酒に酔って帰宅した被害者の男性が、現場のマンションで、平綿容疑者らの自転車を倒したという。別の住人が元に戻したものの、再び、男性が自転車を倒したとのこと。
このことを知った平綿容疑者が、男性の部屋に、ナタのようなものを持って押しかけて、トラブルとなり、襲った可能性があるという。凶器の”ナタ”は見つかっていない。県警が、詳しい動機などを追及している。

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