街頭犯罪多発「厳しい状況」署長会議で鈴木本部長・埼玉

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埼玉県警は26日、警察行政の課題について意見交換する署長会議を県警本部で開催した。
会議には、県内39署の署長ら138人が出席。一部の出席者はオンライン形式で会議に参加した。
県警の鈴木基之本部長は訓示で、平成17年以降、減少を続けてきた刑法犯認知件数が昨年増加に転じたことについて触れ、今年に入ってからも街頭犯罪が多発しているとして「依然として厳しい状況にある」との認識を示した。
一方で、県内の交通事故情勢については、昨年の交通事故死者数が昭和29年以降最少となる104人だったことを念頭に「交通事故の減少傾向を維持することが重要だ」と強調した。
会議では、今後、重点的に取り組む課題として、諸情勢に対応した的確な警備活動の推進▽サイバー犯罪対策の推進▽特殊詐欺対策の推進―など8項目を挙げた。

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