電話の対応を押しつける“TELハラ”「会社にかかってくる電話が怖い」電話代行サービスを導入する企業も…【news23】

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“会社の電話は若手社員が出る”という風潮もありますが、新入社員からは「会社の電話に出るのが怖い」という声も…。電話対応を押しつける“TELハラ”をなくすため会社の代表電話を代行サービスに委託した企業も出てきてます。【写真を見る】電話の対応を押しつける“TELハラ”「会社にかかってくる電話が怖い」電話代行サービスを導入する企業も…【news23】TELハラ「電話に出るのが怖い」“代行”サービスも登場Q.社会人の電話対応のイメージは?新入社員(女性)「ちょっと怖いなっていうのはある。知らない方から(電話が)かかってくることがあるので少し不安はある」

新入社員(男性)「LINEとかばかりであんまり電話したことがなかったので、不安ではあるんですけど、これから(電話対応が)必要になってくるので、学んで覚えたいと思う」会社の電話対応といえば、多くの企業で新入社員の仕事となっています。しかし、固定電話に接する機会がなかった世代には負担になっているといいます。新入社員(女性)「会社の名前がパッとはっきり言えないくらいに緊張してしまう。(できれば電話をとりたくないと)思います。誰か出てくれないかなと思っている」電話にできれば出たくないという人もいる中で、こんなサービスもあります。株式会社うるる脇村瞬太執行役員「代わりにすべて、その会社にかかってくる電話を受けている」こちらの会社では、専門のオペレーターによる代表電話の代行サービスを行っています。株式会社うるる脇村瞬太執行役員「この1年でも800社ぐらい純増しているような状況なので、かなり引き続き(電話代行サービスの)ニーズは高いのかなと思っている」実際に代表電話の代行を依頼した企業「株式会社Birdman」を取材すると…喜入友浩キャスター:「こちらのオフィスはとても静かで、電話が全く鳴っていません。みなさん業務に集中しています」社員「(直近で代表電話をとったのは)1年以上前になりますね」きっかけは入社2年目の社員の訴え。2年前に代表電話の代行サービスに依頼したといいます。社員小村奏斗さん「(電話が)鳴ってはとってで、作業が集中できなかったんですけど、正直電話をとるのが怖いまでいかなくても、おびえているところもあったので、無駄なストレスから解放してほしいということで、(上司に)掛け合いました」この訴えに上司が理解を示し、オフィスから電話の音が消えました。社員小村奏斗さん「電話が鳴る音っていうところも気になっていた。なくなったところは大きい転換期かなと」電話が鳴らない環境に新入社員は…新入社員富田麻結さん「(電話はとったこと)ないです。全く知らない方とは電話する機会はない。(電話をとるとなったら)ちょっと自信がない」ビジネスマナーは先輩が指導してくれるそうです。会社の電話に出るのが怖い?固定電話世代は?小川彩佳キャスター:電話に出る代行サービスがあるというのが驚きですが、落語界の電話対応・電話事情はどういったものがありますか?落語家 蝶花楼桃花さん:私は固定電話を使っていた世代なんですけど、私の25歳の弟弟子は、この間、とある師匠のご自宅に電話をしたら、女将さんが出てびっくりしちゃって「私は誰にかけてるんでしょう」って言ってしまったというのを聞いて。やっぱり相手(本人)が必ず出てくれると思ってる。小川キャスター:女将さんが出てびっくりしたんですね。そういったシチュエーションはこれまでなかったということですよね。やっぱり若い方は、そもそも電話になじみがないということが多いかもしれないですよね。落語家 蝶花楼桃花さん:私が前座の頃は、お電話で師匠方にお仕事をいただくということが多かったんですけど、最近はもうメールやLINEというのも増えてきましたね。小川キャスター:私も電話に出るということによってビジネス応対などを学んできた世代ではあるんですけれども。取材した電話代行のサービスを頼んだ会社では、メールなどのビジネスマナーは先輩が添削してくれるということですが、電話応対をしてきた世代は、それで学ぶことがたくさんあるだろうというふうに思う方もいらっしゃると思います。落語家 蝶花楼桃花さん:それで敬語の使い方とかわかったり、学んだりしたことは、確かにあったと思いますね。小川キャスター:news23のスタッフルームでも固定電話というものをどんどん少なくしている、最小限にとどめているというところもあります。固定電話自体がなくなっていく時代なんでしょうか。
“会社の電話は若手社員が出る”という風潮もありますが、新入社員からは「会社の電話に出るのが怖い」という声も…。電話対応を押しつける“TELハラ”をなくすため会社の代表電話を代行サービスに委託した企業も出てきてます。
【写真を見る】電話の対応を押しつける“TELハラ”「会社にかかってくる電話が怖い」電話代行サービスを導入する企業も…【news23】TELハラ「電話に出るのが怖い」“代行”サービスも登場Q.社会人の電話対応のイメージは?新入社員(女性)「ちょっと怖いなっていうのはある。知らない方から(電話が)かかってくることがあるので少し不安はある」

新入社員(男性)「LINEとかばかりであんまり電話したことがなかったので、不安ではあるんですけど、これから(電話対応が)必要になってくるので、学んで覚えたいと思う」会社の電話対応といえば、多くの企業で新入社員の仕事となっています。しかし、固定電話に接する機会がなかった世代には負担になっているといいます。新入社員(女性)「会社の名前がパッとはっきり言えないくらいに緊張してしまう。(できれば電話をとりたくないと)思います。誰か出てくれないかなと思っている」電話にできれば出たくないという人もいる中で、こんなサービスもあります。株式会社うるる脇村瞬太執行役員「代わりにすべて、その会社にかかってくる電話を受けている」こちらの会社では、専門のオペレーターによる代表電話の代行サービスを行っています。株式会社うるる脇村瞬太執行役員「この1年でも800社ぐらい純増しているような状況なので、かなり引き続き(電話代行サービスの)ニーズは高いのかなと思っている」実際に代表電話の代行を依頼した企業「株式会社Birdman」を取材すると…喜入友浩キャスター:「こちらのオフィスはとても静かで、電話が全く鳴っていません。みなさん業務に集中しています」社員「(直近で代表電話をとったのは)1年以上前になりますね」きっかけは入社2年目の社員の訴え。2年前に代表電話の代行サービスに依頼したといいます。社員小村奏斗さん「(電話が)鳴ってはとってで、作業が集中できなかったんですけど、正直電話をとるのが怖いまでいかなくても、おびえているところもあったので、無駄なストレスから解放してほしいということで、(上司に)掛け合いました」この訴えに上司が理解を示し、オフィスから電話の音が消えました。社員小村奏斗さん「電話が鳴る音っていうところも気になっていた。なくなったところは大きい転換期かなと」電話が鳴らない環境に新入社員は…新入社員富田麻結さん「(電話はとったこと)ないです。全く知らない方とは電話する機会はない。(電話をとるとなったら)ちょっと自信がない」ビジネスマナーは先輩が指導してくれるそうです。会社の電話に出るのが怖い?固定電話世代は?小川彩佳キャスター:電話に出る代行サービスがあるというのが驚きですが、落語界の電話対応・電話事情はどういったものがありますか?落語家 蝶花楼桃花さん:私は固定電話を使っていた世代なんですけど、私の25歳の弟弟子は、この間、とある師匠のご自宅に電話をしたら、女将さんが出てびっくりしちゃって「私は誰にかけてるんでしょう」って言ってしまったというのを聞いて。やっぱり相手(本人)が必ず出てくれると思ってる。小川キャスター:女将さんが出てびっくりしたんですね。そういったシチュエーションはこれまでなかったということですよね。やっぱり若い方は、そもそも電話になじみがないということが多いかもしれないですよね。落語家 蝶花楼桃花さん:私が前座の頃は、お電話で師匠方にお仕事をいただくということが多かったんですけど、最近はもうメールやLINEというのも増えてきましたね。小川キャスター:私も電話に出るということによってビジネス応対などを学んできた世代ではあるんですけれども。取材した電話代行のサービスを頼んだ会社では、メールなどのビジネスマナーは先輩が添削してくれるということですが、電話応対をしてきた世代は、それで学ぶことがたくさんあるだろうというふうに思う方もいらっしゃると思います。落語家 蝶花楼桃花さん:それで敬語の使い方とかわかったり、学んだりしたことは、確かにあったと思いますね。小川キャスター:news23のスタッフルームでも固定電話というものをどんどん少なくしている、最小限にとどめているというところもあります。固定電話自体がなくなっていく時代なんでしょうか。
Q.社会人の電話対応のイメージは?
新入社員(女性)「ちょっと怖いなっていうのはある。知らない方から(電話が)かかってくることがあるので少し不安はある」
新入社員(男性)「LINEとかばかりであんまり電話したことがなかったので、不安ではあるんですけど、これから(電話対応が)必要になってくるので、学んで覚えたいと思う」
会社の電話対応といえば、多くの企業で新入社員の仕事となっています。しかし、固定電話に接する機会がなかった世代には負担になっているといいます。
新入社員(女性)「会社の名前がパッとはっきり言えないくらいに緊張してしまう。(できれば電話をとりたくないと)思います。誰か出てくれないかなと思っている」
電話にできれば出たくないという人もいる中で、こんなサービスもあります。
株式会社うるる脇村瞬太執行役員「代わりにすべて、その会社にかかってくる電話を受けている」
こちらの会社では、専門のオペレーターによる代表電話の代行サービスを行っています。
株式会社うるる脇村瞬太執行役員「この1年でも800社ぐらい純増しているような状況なので、かなり引き続き(電話代行サービスの)ニーズは高いのかなと思っている」
実際に代表電話の代行を依頼した企業「株式会社Birdman」を取材すると…
喜入友浩キャスター:「こちらのオフィスはとても静かで、電話が全く鳴っていません。みなさん業務に集中しています」
社員「(直近で代表電話をとったのは)1年以上前になりますね」
きっかけは入社2年目の社員の訴え。2年前に代表電話の代行サービスに依頼したといいます。
社員小村奏斗さん「(電話が)鳴ってはとってで、作業が集中できなかったんですけど、正直電話をとるのが怖いまでいかなくても、おびえているところもあったので、無駄なストレスから解放してほしいということで、(上司に)掛け合いました」
この訴えに上司が理解を示し、オフィスから電話の音が消えました。
社員小村奏斗さん「電話が鳴る音っていうところも気になっていた。なくなったところは大きい転換期かなと」
電話が鳴らない環境に新入社員は…
新入社員富田麻結さん「(電話はとったこと)ないです。全く知らない方とは電話する機会はない。(電話をとるとなったら)ちょっと自信がない」
ビジネスマナーは先輩が指導してくれるそうです。
小川彩佳キャスター:電話に出る代行サービスがあるというのが驚きですが、落語界の電話対応・電話事情はどういったものがありますか?
落語家 蝶花楼桃花さん:私は固定電話を使っていた世代なんですけど、私の25歳の弟弟子は、この間、とある師匠のご自宅に電話をしたら、女将さんが出てびっくりしちゃって「私は誰にかけてるんでしょう」って言ってしまったというのを聞いて。やっぱり相手(本人)が必ず出てくれると思ってる。
小川キャスター:女将さんが出てびっくりしたんですね。そういったシチュエーションはこれまでなかったということですよね。やっぱり若い方は、そもそも電話になじみがないということが多いかもしれないですよね。
落語家 蝶花楼桃花さん:私が前座の頃は、お電話で師匠方にお仕事をいただくということが多かったんですけど、最近はもうメールやLINEというのも増えてきましたね。
小川キャスター:私も電話に出るということによってビジネス応対などを学んできた世代ではあるんですけれども。取材した電話代行のサービスを頼んだ会社では、メールなどのビジネスマナーは先輩が添削してくれるということですが、電話応対をしてきた世代は、それで学ぶことがたくさんあるだろうというふうに思う方もいらっしゃると思います。
落語家 蝶花楼桃花さん:それで敬語の使い方とかわかったり、学んだりしたことは、確かにあったと思いますね。

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