植松死刑囚の再審認めず=相模原殺傷―横浜地裁

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相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年、入所者ら45人が殺傷された事件で殺人罪などに問われ、死刑が確定した元職員植松聖死刑囚(33)の再審請求について、横浜地裁が退ける決定をしたことが24日、弁護人と地裁への取材で分かった。
決定は18日付。弁護人はこれを不服として即時抗告した。
植松死刑囚は20年3月に一審横浜地裁で死刑判決を受け、弁護人による控訴を自ら取り下げ確定した。しかし、同死刑囚は22年4月に再審請求した。
控訴取り下げを巡っては、弁護人が無効として裁判の継続を申し立てた。最高裁は22年12月、弁護人の特別抗告を退け、取り下げは有効とした東京高裁決定が確定している。
確定判決によると、植松死刑囚は16年7月26日未明、園に侵入。当時19~70歳だった入所者19人を包丁で刺して殺害し、職員を含む26人に重軽傷を負わせた。

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