女性弁護士(32)が自殺したのは雇い主だった元弁護士の男性からの性的な行為が原因だとして、遺族が損害賠償を求めていた裁判で、大分地裁は男性側に約1億2800万円の支払いを命じました。
2018年8月に自殺した女性弁護士の遺族は、自殺の原因は「男性弁護士に繰り返し性的行為やセクハラ行為を受け、追い詰められたため」などとして、勤務していた大分県の事務所と男性を訴えていました。
男性側は自殺との因果関係はないなどと主張していました。
判決で大分地裁は原告側の訴えを認め、1億2800万円余りを支払うよう被告側に命じました。