「選択肢が増えるのはいいことだと思う」 国内初の“飲む中絶薬”承認へ 海外では30年以上前から普及【news23】

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国内で初めてとなる、妊娠を中絶するための飲み薬について、厚生労働省の分科会は国内で使うことを了承しました。今後、正式な手続きを終えれば、国内初の飲む中絶薬となります。
【写真を見る】「選択肢が増えるのはいいことだと思う」 国内初の“飲む中絶薬”承認へ 海外では30年以上前から普及【news23】日本では現在、中絶は手術を行う方法しかありませんが、この薬は妊娠の進行を止めるミフェプリストンと子宮を収縮させるミソプロストールの2種類を組み合わせて飲むことで中絶を行うものです。海外では30年以上前から普及していて、WHO世界保健機関は安全だとして推奨しています。

20代女性:「選択肢が増えたことはすごくいいことだと思います。手術にしてしまうと体を傷つけてしまうので、飲むだけの手軽さはとてもいいんじゃないかなと思います」30代男性:「薬があることによって気軽に妊娠してもいいとか、そういった気持ちで子供を作ってしまうのが常態化してしまうということが懸念される。それはよくないなと思います。男性側もきちんと考えて行為に及ぶべきじゃないかなと思います」薬の対象となるのは妊娠9週までの妊婦で、日本国内で行われた治験では93%が24時間以内に中絶に至ったということです。ただ当面の間は、妊婦の体調が急変した場合でも対応ができるように医療機関に入院しての投与か、外来の診療で投与した後に院内で数時間程度の待機を必須にするとしています。
日本では現在、中絶は手術を行う方法しかありませんが、この薬は妊娠の進行を止めるミフェプリストンと子宮を収縮させるミソプロストールの2種類を組み合わせて飲むことで中絶を行うものです。
海外では30年以上前から普及していて、WHO世界保健機関は安全だとして推奨しています。
20代女性:「選択肢が増えたことはすごくいいことだと思います。手術にしてしまうと体を傷つけてしまうので、飲むだけの手軽さはとてもいいんじゃないかなと思います」
30代男性:「薬があることによって気軽に妊娠してもいいとか、そういった気持ちで子供を作ってしまうのが常態化してしまうということが懸念される。それはよくないなと思います。男性側もきちんと考えて行為に及ぶべきじゃないかなと思います」
薬の対象となるのは妊娠9週までの妊婦で、日本国内で行われた治験では93%が24時間以内に中絶に至ったということです。
ただ当面の間は、妊婦の体調が急変した場合でも対応ができるように医療機関に入院しての投与か、外来の診療で投与した後に院内で数時間程度の待機を必須にするとしています。

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