【報ステ】安全保障に影響は?師団長ら搭乗の陸自ヘリ“消息不明”元統合幕僚長に聞く

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沖縄・宮古島の周辺で6日午後4時前、陸上自衛隊の師団長を含む10人が乗ったヘリコプターが消息を絶ちました。防衛省は事故が起きたと判断しています。
自衛隊の元統合幕僚長・河野克俊さんに聞きます。
(Q.ヘリが消息を絶ったことについて、どう受け止めていますか)
河野克俊さん:「無事であることを祈りたいですが、6時間ほど経っているので、最悪の事態を考える段階に入ったと思っています。非常に残念な気持ちです」
(Q.中国海軍の情報収集艦が、沖縄本島と宮古島の間を南下して太平洋に航行したことが確認されました。関連性は想定されますか)
河野克俊さん:「直接の関係はないと思います。沖縄と宮古島の間の海峡は、中国の艦艇が頻繁に通過しています。今回の件でという訳ではなく、師団長が着任されたばかりで、周辺を自分の目で確認したいということで、宮古島の方に視察に行ったのではないかと思います」
(Q.師団長が航空偵察することはあり得ることですか)
河野克俊さん:「十分ありますし、逆に言えば、やるべきです」
(Q.航空偵察はどのようなことを行いますか)
河野克俊さん:「周辺海域の状況変化など情報収集をしたり、警戒監視をやるための偵察行為です。これを頻繁にやっておかないと、抜けがでます」
(Q.今回、ヘリが消息を絶ったことが、今後の安全保障に影響を与える懸念はありますか)

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