鳥栖・三養基地区消防事務組合（佐賀県鳥栖市）は３０日、無店舗型風俗店でアルバイトをし、無許可で兼業をしていたとして、男性消防士長（３０歳代）を停職１か月の懲戒処分とした。
女性客に性的サービスを提供していた。
発表によると、消防士長は２０２１年１１月下旬～今月１４日、全国展開する風俗店の福岡店に登録し、福岡、佐賀、熊本県のホテルで女性にマッサージをするなどしていた。計１０回で約１１万円を稼いでおり、勤務中にも店や客とＬＩＮＥ（ライン）でやり取りし、仮眠などの休憩時間に客と電話することによって報酬を得ていたケースもあった。
今月１４日に匿名の封書で同組合消防本部に情報が寄せられて発覚。調査に対し「自由に使える金が欲しかった」と話しており、稼いだ金はパチンコなどに使ったという。
また、同組合は監督責任を問い、消防長ら４人を訓告処分とした。