北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさん。母の早紀江さんは来月、90歳を迎えます。「果てしない苦しみを感じる」。もどかしい胸の内を明かしました。横田早紀江さん「こんなに長い年月訴え続けて何をしてきたんだろうという思いです 。いま」横田めぐみさんの母・早紀江さん。最愛の娘はまだ帰ってきません。48年前の1977年。新潟市の寄居中学校に通っていためぐみさんは、下校途中に北朝鮮の工作員に拉致されました。
当時、まだ13歳でした。再会できないまま流れ去った長すぎる年月。めぐみさんは還暦を過ぎ61歳に・・・早紀江さんは2月、90歳を迎えます。横田早紀江さん「めぐみで言えば13歳のころからもう61歳に なっているわけでしょう。どんなふうになっているか想像もつかない。果てしない苦しみ。一緒にいれば本当に幸せでみなさんのご家族と同じような生活ができるのに」早紀江さんとともに救出活動に奔走してきた父・滋さんは2020年に亡くなりました。政府が認定する拉致被害者の親世代で存命なのは早紀江さん、ただひとりに。横田早紀江さん「あの人もあの人も亡くなってあの人が亡くなったら『もう何も言わないでしょ』くらいに(北朝鮮は)見ていると思うんです。通り過ぎていく風のように、何もなくなっていくこの不思議さが本当に日本ってこんなことをしていていいのかなと」1月19日、早紀江さんは拉致問題を担当する木原官房長官と面会しました。その4日後、衆議院は解散。“何でいまごろ解散なのか”。もどかしい気持ちを口にしました。横田早紀江さん「日本が解決しなきゃいけない問題です。政治家がいるんですから。嫌なことは想像しないようにして頑張ってきました。取り返してください、どんな形であれ、取り返してください」“ちょっとでも長生きしないといけない”90歳を迎える母は、娘との再会のときを待ち続けています。