教室でスカート内盗撮、懲戒免職の高校教員「なかなかやめられず」…前任校では更衣室にカメラ

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勤務する高校で女子生徒のスカート内をスマートフォンで複数回盗撮したとして、山形県教育委員会は3月27日、村山地域の高校の30歳代男性実習教諭を懲戒免職処分とした。
発表によると、男性実習教諭は1月30日、教室内で女子生徒のスカート内をスマートフォンで動画撮影したという。以前から不審に感じていた生徒が教室内を動画撮影していたところ、盗撮と疑われる行為が映っており、学校へ相談した。
県教委の聞き取りに対し、男性実習教諭は約5年前から盗撮行為を始め、撮影できる機会がある時に撮影していたと認めている。撮影したのは現在の勤務校で約10人、小型カメラを更衣室に設置した前任校では約30人に上る。男性実習教諭は「自分の欲求を満たすためにやってしまった。なかなかやめられずに繰り返してしまった」などと話しているという。
県教委は警察に相談し、男性実習教諭は2月上旬に県警から事情聴取を受け、現在は自宅待機となっている。県教委は管理監督責任を問い、校長を文書訓告の処分とした。
高橋広樹教育長は記者会見で、「学校及び教職員への信用を著しく失墜させる結果となった。被害に遭われた生徒、保護者、県民の皆さまに心から深くおわび申し上げる」と謝罪した。

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