株式会社スタジオジブリの代表取締役プロデューサー・鈴木敏夫氏(74)がタイ人女性に「入れ込んでいる」ことが原因で社内が内部崩壊の危機を迎えているとの報道が話題になっている。
『週刊女性PRIME』によると、鈴木氏は2013年頃に出会ったタイ人女性のカンヤダ氏に熱をあげ、次第に公私混同が行われるようになったという。
その内容はこうだ。
・バンコクにジブリ公認レストランをつくりその運営を任せる。
・カメラ経験がないにもかかわらずジブリ美術館公式写真集のフォトグラファーに起用する。
・彼女の渡航費や滞在費をジブリに支払わせる。
昨年、愛知県に開園したジブリパーク。鈴木氏は名古屋出身である。 Photo by Gettyimages
こうした鈴木氏の暴走は社内でも問題視されるようになり、08年からスタジオジブリの社長を務めてきた星野康二氏が「鈴木さん、公私をキチンと分けてください」と諌めたところ、鈴木氏は星野氏を3月末で退任させることを決めた…というのだ。渦中のカンヤダ氏はシングルマザーのタイ人美女。日本語を学ぶために来日していた頃、エレベーターで鈴木氏に話しかけられて親しくなったという。その存在はジブリファンの間では有名で、鈴木氏は彼女を主人公にしたノンフィクション小説『南の国のカンヤダ』を発表している。ジブリは7月に新作映画『君たちはどう生きるか』の公開を予定しているが、そのヒロインのモデルがカンヤダ氏ではないかという話もある。ジブリパーク Photo by Gettyimages ジブリファンからも「報道が本当であれば許せない。ジブリブランドを失墜させる気か。ジブリはどうなるんだ」と心配する声があがっている。本人はどう反論するのか。報道から3日後の3月31日、都内にある自宅を訪問した。ジブリの世界観からは程遠い都内有数の繁華街のど真ん中にある古びたマンション。まだ酔客の姿も残る早朝、トレーナーにアディダスのスウェットパンツ、裸足にサンダルというラフな服装の鈴木氏が帰宅した。徹夜でもしたのだろうか、その表情には疲労が色濃く滲んでおり、何やらブツブツ呟きながら歩いている。――報じられた件について伺いたい。記者が問いかけると、「申し訳ないけど結構です」と話すだけでエントランス内への歩みを進めてしまった。 それからわずか20分後、同じ服装で現れた鈴木氏に再度声をかけた。――週刊現代です。「よく知っていますよ。僕、元週刊誌の記者だから。でも、根も葉もないことを書かれるのは嫌だから。弁明? 僕は何も話す気ないから。ホントにごめん。あなたも大変だと思うけど」『アサヒ芸能』に在籍していた経歴を持つ鈴木氏は業界の大先輩として記者を気遣ったが、取材に対しては拒否の姿勢を崩さず、サンダルの音を鳴らしながらスタスタと歩いていく。――記事に対して言いたいこともありますよね。「僕、読まないようにしてるの。すみませんね」こう言いながらも報じられた内容は把握しているようで、強い怒りを抑えた口ぶりで「ウソばっかだから。ひどいっすよね、あれは」「あんなの、ウソばっかなんだもん」と繰り返した。報道を否定した形だが、「ウソ」の内容については具体的に明かさず、「しゃべるとまずいので」と話すのみだ。 ――(カンヤダ氏の件は)以前から問題になっていたとのことですが、なぜこのタイミングで報じられたと思いますか。「今回のやつでね、ひどいことになってますよ。いろんな実害が起きてる。実害が」報道への不快感をあらわにしたが、やはり肝心の詳細については明かさず、「本当に申し訳ないけどこれで」と言い残して自宅近くの仕事場へ向かった。ブランドイメージを傷つけかねない名物プロデューサーのカネと女のめぐる醜聞。実害があるのであればなおのこと自ら真相を語るべきではないだろうか。
こうした鈴木氏の暴走は社内でも問題視されるようになり、08年からスタジオジブリの社長を務めてきた星野康二氏が「鈴木さん、公私をキチンと分けてください」と諌めたところ、鈴木氏は星野氏を3月末で退任させることを決めた…というのだ。
渦中のカンヤダ氏はシングルマザーのタイ人美女。
日本語を学ぶために来日していた頃、エレベーターで鈴木氏に話しかけられて親しくなったという。
その存在はジブリファンの間では有名で、鈴木氏は彼女を主人公にしたノンフィクション小説『南の国のカンヤダ』を発表している。
ジブリは7月に新作映画『君たちはどう生きるか』の公開を予定しているが、そのヒロインのモデルがカンヤダ氏ではないかという話もある。
ジブリパーク Photo by Gettyimages
ジブリファンからも「報道が本当であれば許せない。ジブリブランドを失墜させる気か。ジブリはどうなるんだ」と心配する声があがっている。本人はどう反論するのか。報道から3日後の3月31日、都内にある自宅を訪問した。ジブリの世界観からは程遠い都内有数の繁華街のど真ん中にある古びたマンション。まだ酔客の姿も残る早朝、トレーナーにアディダスのスウェットパンツ、裸足にサンダルというラフな服装の鈴木氏が帰宅した。徹夜でもしたのだろうか、その表情には疲労が色濃く滲んでおり、何やらブツブツ呟きながら歩いている。――報じられた件について伺いたい。記者が問いかけると、「申し訳ないけど結構です」と話すだけでエントランス内への歩みを進めてしまった。 それからわずか20分後、同じ服装で現れた鈴木氏に再度声をかけた。――週刊現代です。「よく知っていますよ。僕、元週刊誌の記者だから。でも、根も葉もないことを書かれるのは嫌だから。弁明? 僕は何も話す気ないから。ホントにごめん。あなたも大変だと思うけど」『アサヒ芸能』に在籍していた経歴を持つ鈴木氏は業界の大先輩として記者を気遣ったが、取材に対しては拒否の姿勢を崩さず、サンダルの音を鳴らしながらスタスタと歩いていく。――記事に対して言いたいこともありますよね。「僕、読まないようにしてるの。すみませんね」こう言いながらも報じられた内容は把握しているようで、強い怒りを抑えた口ぶりで「ウソばっかだから。ひどいっすよね、あれは」「あんなの、ウソばっかなんだもん」と繰り返した。報道を否定した形だが、「ウソ」の内容については具体的に明かさず、「しゃべるとまずいので」と話すのみだ。 ――(カンヤダ氏の件は)以前から問題になっていたとのことですが、なぜこのタイミングで報じられたと思いますか。「今回のやつでね、ひどいことになってますよ。いろんな実害が起きてる。実害が」報道への不快感をあらわにしたが、やはり肝心の詳細については明かさず、「本当に申し訳ないけどこれで」と言い残して自宅近くの仕事場へ向かった。ブランドイメージを傷つけかねない名物プロデューサーのカネと女のめぐる醜聞。実害があるのであればなおのこと自ら真相を語るべきではないだろうか。
ジブリファンからも「報道が本当であれば許せない。ジブリブランドを失墜させる気か。ジブリはどうなるんだ」と心配する声があがっている。
本人はどう反論するのか。報道から3日後の3月31日、都内にある自宅を訪問した。
ジブリの世界観からは程遠い都内有数の繁華街のど真ん中にある古びたマンション。
まだ酔客の姿も残る早朝、トレーナーにアディダスのスウェットパンツ、裸足にサンダルというラフな服装の鈴木氏が帰宅した。
徹夜でもしたのだろうか、その表情には疲労が色濃く滲んでおり、何やらブツブツ呟きながら歩いている。
――報じられた件について伺いたい。
記者が問いかけると、「申し訳ないけど結構です」と話すだけでエントランス内への歩みを進めてしまった。
それからわずか20分後、同じ服装で現れた鈴木氏に再度声をかけた。――週刊現代です。「よく知っていますよ。僕、元週刊誌の記者だから。でも、根も葉もないことを書かれるのは嫌だから。弁明? 僕は何も話す気ないから。ホントにごめん。あなたも大変だと思うけど」『アサヒ芸能』に在籍していた経歴を持つ鈴木氏は業界の大先輩として記者を気遣ったが、取材に対しては拒否の姿勢を崩さず、サンダルの音を鳴らしながらスタスタと歩いていく。――記事に対して言いたいこともありますよね。「僕、読まないようにしてるの。すみませんね」こう言いながらも報じられた内容は把握しているようで、強い怒りを抑えた口ぶりで「ウソばっかだから。ひどいっすよね、あれは」「あんなの、ウソばっかなんだもん」と繰り返した。報道を否定した形だが、「ウソ」の内容については具体的に明かさず、「しゃべるとまずいので」と話すのみだ。 ――(カンヤダ氏の件は)以前から問題になっていたとのことですが、なぜこのタイミングで報じられたと思いますか。「今回のやつでね、ひどいことになってますよ。いろんな実害が起きてる。実害が」報道への不快感をあらわにしたが、やはり肝心の詳細については明かさず、「本当に申し訳ないけどこれで」と言い残して自宅近くの仕事場へ向かった。ブランドイメージを傷つけかねない名物プロデューサーのカネと女のめぐる醜聞。実害があるのであればなおのこと自ら真相を語るべきではないだろうか。
それからわずか20分後、同じ服装で現れた鈴木氏に再度声をかけた。
――週刊現代です。
「よく知っていますよ。僕、元週刊誌の記者だから。
でも、根も葉もないことを書かれるのは嫌だから。
弁明? 僕は何も話す気ないから。ホントにごめん。あなたも大変だと思うけど」
『アサヒ芸能』に在籍していた経歴を持つ鈴木氏は業界の大先輩として記者を気遣ったが、取材に対しては拒否の姿勢を崩さず、サンダルの音を鳴らしながらスタスタと歩いていく。
――記事に対して言いたいこともありますよね。
「僕、読まないようにしてるの。すみませんね」
こう言いながらも報じられた内容は把握しているようで、強い怒りを抑えた口ぶりで「ウソばっかだから。ひどいっすよね、あれは」「あんなの、ウソばっかなんだもん」と繰り返した。
報道を否定した形だが、「ウソ」の内容については具体的に明かさず、「しゃべるとまずいので」と話すのみだ。
――(カンヤダ氏の件は)以前から問題になっていたとのことですが、なぜこのタイミングで報じられたと思いますか。「今回のやつでね、ひどいことになってますよ。いろんな実害が起きてる。実害が」報道への不快感をあらわにしたが、やはり肝心の詳細については明かさず、「本当に申し訳ないけどこれで」と言い残して自宅近くの仕事場へ向かった。ブランドイメージを傷つけかねない名物プロデューサーのカネと女のめぐる醜聞。実害があるのであればなおのこと自ら真相を語るべきではないだろうか。
――(カンヤダ氏の件は)以前から問題になっていたとのことですが、なぜこのタイミングで報じられたと思いますか。
「今回のやつでね、ひどいことになってますよ。いろんな実害が起きてる。実害が」
報道への不快感をあらわにしたが、やはり肝心の詳細については明かさず、「本当に申し訳ないけどこれで」と言い残して自宅近くの仕事場へ向かった。
ブランドイメージを傷つけかねない名物プロデューサーのカネと女のめぐる醜聞。実害があるのであればなおのこと自ら真相を語るべきではないだろうか。