保育園から呼び出され退園を告げられ絶望「娘を否定されたような気持ち」

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重度知的障害があり、自閉スペクトラム症の次女ゆあちゃんを含め、7歳、6歳、3歳の3人の子どもたちとの日常をYouTubeで発信するゆあちゃんママがブログを開設。ブログでは、ゆあちゃんの障害が発覚した経緯をはじめ、なかなか自閉スペクトラム症だということを受け入れられずに葛藤があったというママの本音を赤裸々につづっている。
■保育園からの呼び出し
23日に更新したブログでは、自閉症と診断されたゆあちゃんが通っていた保育園から「進級に関する大事なお話があるので、お父さんとお母さん揃って事務室に来ていただけませんか?」と連絡があったことを回想。事務室に行くと、担任と主任の先生が2人そろって座っていたといい「嫌な予感しかしませんでした」と振り返った。
そこで「ゆあちゃんを保育していく上での限界を保育士たちは感じている」と言われたといい、門を開けて出ようとしたり、教室から居なくなったりするなどの行動があり「園始まって以来の重度のお子さんで、保育士一同、身をすり減らしながら保育を行っていますが、人数も足りておらず、保育を継続することが限界です」「来年からゆあちゃんを預かる事はできません」と言われたことを告白。「突然の事すぎて、放心状態で何も言えませんでした」「何も反論できず…帰って泣くしかありませんでした…」と驚いた当時の心境をつづった。
■突然の退園告知に「娘を否定されたような気持ち」
26日のブログでは「今となれば、保育園の先生方も本当に一生懸命にゆあと関わってくださった事もいろいろと考えて退園という決断をされたのだという事も分かります」と前置きし「保育園退園を告げられた時は、ショックすぎて絶望的な気持ちになりました」と回想。また、当時は「ゆあを排除された」「ゆあを否定された」という気持ちが強かったという。
その後、ゆあちゃんのことを考え、公立の保育園や幼稚園に行くという選択肢もあったというが、これを機に「療育園に転園しよう!!」と決めたことを振り返り「結果的に、この2年半前の決断が本当に良かったと思っていますし、保育園が退園を告げてくれなかったら今のゆあの成長はないなと思っています」と前向きにつづった。
ブログでは、引き続きゆあさんが自閉症を診断されるまでや現在の様子について発信している。

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