【施工不良】「数ミリのズレ問題ないと」大成建設 “嘘報告”で建設中にやり直し 26階ビル15階まで工事も 取締役ら2人辞任

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北海道札幌市で進んでいたビル工事で施工不良が発覚、建て替えすることになった。
NTT都市開発のホームページには、広々としたロビーや、
おしゃれなカフェやレストラン、
そして、外資系の高級ホテルが掲載されている。
これは、札幌市の中心部に完成予定の地上26階、地下2階の複合高層ビルの“完成イメージ”だ。
この建物は2024年2月の完成を目指し、工事が15階まで進んでいた。ところが、16日、驚きの発表があった。
それは、やり直し。
発注者のNTT都市開発からの指摘を受け、施工者の大成建設が調査。
すると、鉄骨のズレや床が薄いといった施工不良が見つかった。
しかも、問題に気づいていたというのだ。
現場を担当する大成建設の社員は、「工期が厳しくなるため、数ミリのズレであれば問題ないと思った」として、嘘の報告をしていた。
建て直しは、地上の全ての部分と地下の一部。大成建設では、取締役と執行役員の2人が辞任することになった。
(「イット!」 3月17日放送より)

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