渋谷・ナンパ失敗で女性の胸を鷲掴み…逆ギレ美容師「キムタクかっけー!」カリスマに憧れた“自画自賛”人生

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「飲みに行こう」は古今東西、ナンパの常套句だ。もちろん成功するとは限らない。
【写真】カメラ目線で…キムタクに憧れた容疑者のナルシスト写真 昨年6月11日深夜、東京・渋谷区の路上で20代女性に声をかけた男は最悪だった。ナンパ失敗で逆ギレ! 胸を鷲掴みにして…「飲酒した帰り道、見かけた女性の肩にいきなり手を回して“飲みに行こう”と強引に誘い、断られると胸を鷲づかみにしたという。さらに両手で胸を鷲づかみにしたというから悪質。被害女性が警察を呼ぶと言うと、大声で“何なんだよ”などと捨てゼリフを吐いて結局は逃げた」(全国紙社会部記者)

20代女性にわいせつな行為をしたとして、警視庁代々木署が2月28日、強制わいせつの疑いで逮捕したのは渋谷区在住の美容師・浅岡眺仁容疑者(29)。警察の取り調べに対し、「ナンパして性的なことがしたかった」と容疑を認めているという。 浅岡容疑者は事件当時、東京・原宿の美容室に勤務していたとみられる。「イケメン美容師ぞろいで、若い女性客が多い店だ。浅岡容疑者はアシスタントから始めてスタイリストに昇格。それなりのスタイリング技術があり、派手な髪型を得意としていたようだ。原宿・表参道・青山エリアは美容室がひしめき合い、腕の立つ美容師が集まる激戦区だから、ここでプロとしてやれているだけで自信をつけていたはず」(同じエリアの男性美容師) 名古屋市の出身。地元の専門学校を卒業後、上京を決意して《やるしかない!!成功してみせる》とSNSで意気込んでいた。キムタクに憧れて美容師の道へ 憧れの存在は木村拓哉。2000年放送のドラマ『Beautiful Life ~ふたりでいた日々~』(TBS系)で腕利きの美容師を演じて“カリスマ美容師”ブームを牽引した。美容師志望者が増えたとされる伝説のドラマだ。《マジでキムタクかっけー!中学んときからずっと好きやわ!》(14年7月のSNS) と浅岡容疑者はリスペクト。 仕事に誇りを持ち、《改めて美容師ってカッコいい。そー思った今日!!自分の描いてる美容師になるには、もっと練習してもっと視野を広げていく》(15年6月のSNS) と向上心を燃やしていた。《僕のファンになって》傲慢な客へのアピール 自宅は築30年以上と古い木造2階建てアパート。風呂、トイレはついているものの洗濯機は外置き式で、家賃が月6万円前後と地域相場に比べ割安なのが魅力の物件だ。「逮捕は知らなかった。そもそも住人同士の付き合いはないし、関心もないから」(同じアパートの住人) 激戦区でハサミを握るうちに勘違いするようになったのか、最近では新規顧客の獲得に向けSNSで、《僕のファンになってください》 と傲慢なアピールをするようになっていた。ハイトーンカラーを得意としてブロガーやモデル、ギャルを担当しているとし、《1人1人に可愛いを提供します》と売り込んだ。 自分が手掛けたスタイリング画像をアップし、《スーパーロングエクステで雰囲気抜群》《ロング黒髪似合ってる、雰囲気色気抜群》《このスタイルは絶対目立つよ》 と自画自賛。 稼いだ金はシルバーアクセサリーやファッションなどにつぎ込んでいたとみられ、新アイテムをゲットするたび自慢げにSNSに画像を載せた。 勤務先に浅岡容疑者の技術力や人物像について取材すると、「彼についてはお答えできないです。すでに店を辞めています。辞めた時期は教えられません」(店長)とのことだった。 女性に《可愛い》を提供するとうそぶきながら、ウラでは醜悪なナンパで傷つけていた美容師。カリスマになれるはずがなかった。
昨年6月11日深夜、東京・渋谷区の路上で20代女性に声をかけた男は最悪だった。
「飲酒した帰り道、見かけた女性の肩にいきなり手を回して“飲みに行こう”と強引に誘い、断られると胸を鷲づかみにしたという。さらに両手で胸を鷲づかみにしたというから悪質。被害女性が警察を呼ぶと言うと、大声で“何なんだよ”などと捨てゼリフを吐いて結局は逃げた」(全国紙社会部記者)
20代女性にわいせつな行為をしたとして、警視庁代々木署が2月28日、強制わいせつの疑いで逮捕したのは渋谷区在住の美容師・浅岡眺仁容疑者(29)。警察の取り調べに対し、「ナンパして性的なことがしたかった」と容疑を認めているという。
浅岡容疑者は事件当時、東京・原宿の美容室に勤務していたとみられる。
「イケメン美容師ぞろいで、若い女性客が多い店だ。浅岡容疑者はアシスタントから始めてスタイリストに昇格。それなりのスタイリング技術があり、派手な髪型を得意としていたようだ。原宿・表参道・青山エリアは美容室がひしめき合い、腕の立つ美容師が集まる激戦区だから、ここでプロとしてやれているだけで自信をつけていたはず」(同じエリアの男性美容師)
名古屋市の出身。地元の専門学校を卒業後、上京を決意して《やるしかない!!成功してみせる》とSNSで意気込んでいた。
憧れの存在は木村拓哉。2000年放送のドラマ『Beautiful Life ~ふたりでいた日々~』(TBS系)で腕利きの美容師を演じて“カリスマ美容師”ブームを牽引した。美容師志望者が増えたとされる伝説のドラマだ。
《マジでキムタクかっけー!中学んときからずっと好きやわ!》(14年7月のSNS)
と浅岡容疑者はリスペクト。
仕事に誇りを持ち、
《改めて美容師ってカッコいい。そー思った今日!!自分の描いてる美容師になるには、もっと練習してもっと視野を広げていく》(15年6月のSNS)
と向上心を燃やしていた。
自宅は築30年以上と古い木造2階建てアパート。風呂、トイレはついているものの洗濯機は外置き式で、家賃が月6万円前後と地域相場に比べ割安なのが魅力の物件だ。
「逮捕は知らなかった。そもそも住人同士の付き合いはないし、関心もないから」(同じアパートの住人)
激戦区でハサミを握るうちに勘違いするようになったのか、最近では新規顧客の獲得に向けSNSで、
《僕のファンになってください》
と傲慢なアピールをするようになっていた。ハイトーンカラーを得意としてブロガーやモデル、ギャルを担当しているとし、《1人1人に可愛いを提供します》と売り込んだ。
自分が手掛けたスタイリング画像をアップし、
《スーパーロングエクステで雰囲気抜群》
《ロング黒髪似合ってる、雰囲気色気抜群》
《このスタイルは絶対目立つよ》
と自画自賛。
稼いだ金はシルバーアクセサリーやファッションなどにつぎ込んでいたとみられ、新アイテムをゲットするたび自慢げにSNSに画像を載せた。
勤務先に浅岡容疑者の技術力や人物像について取材すると、
「彼についてはお答えできないです。すでに店を辞めています。辞めた時期は教えられません」(店長)とのことだった。
女性に《可愛い》を提供するとうそぶきながら、ウラでは醜悪なナンパで傷つけていた美容師。カリスマになれるはずがなかった。

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