遺体取り違えて病理解剖 長野の松本市立病院

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長野県の松本市立病院は9日、オンラインで記者会見し、遺体を取り違えて病理解剖を実施した医療事故があったと明らかにした。病院によると、取り違えたのは入院中に死亡した患者と、同じ日に搬送され救急外来で死亡した患者の遺体。同年代で同性だった。病理解剖は、入院していた患者の死因究明が目的だった。
事故の時期や患者の詳細な年齢、性別は遺族側の意向として明らかにしていない。
解剖は2人が死亡したその日に執刀医が実施し、主治医らが立ち会った。開始から10分ほどで、遺体にあるはずの過去の手術痕がないことに主治医が気付き、取り違えが発覚した。

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