18歳の少女は200回もわいせつ被害に…かくも根深き「地下アイドルの闇」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ステージで歌い踊り、ファンからの声援に笑顔を振りまく。そんなアイドルグループのメンバーだった18歳の少女が中学生のころから約200回、わいせつ行為を強要されていた。手を出していたのは、児童福祉法違反容疑でこのほど逮捕された芸能マネジメント会社の実質経営者である星野友志容疑者(37)である。
歌舞伎町「メンズ地下アイドル」2人が逮捕 女子中高生を“食い物”にする悪辣手口「秋葉原駅から程近いところの自分名義のマンションにこの少女を住まわせ、センターのポジションを与える一方、要求に応じなければグループ内でのポジションを失うと思い込ませていた。同じグループでも、他のメンバーのグラビア撮影が関東近郊だったのに対し、少女は国内外のリゾートに連れ出して、言いなりにしていた。グループのプロデューサーという立場を悪用し、少女を食い物にしていたのです」(スポーツ紙芸能記者)

タレントを「商品」とする芸能プロで、そんなヤカラがいるなんて信じられないという声もあがるが、どうなのか。アイドルが一般からは手の届かない高根の花の存在であった時代は遠く、いまは「会いに行ける」が基本。某芸能プロ社長はこう言う。「今回のケースは氷山の一角だと思いますよ。大手有名プロの新人オーディションで優勝し、鳴り物入りでのデビューとか、社を挙げて宣伝に大枚を投じて売り出すタレントでもなければ、自分の身は自分で守らなければならないのが実情です。ですからアイドルの女の子も、タレント志望の少女たちも、何かあるとスマホで録音したりしている。やりとりの残るLINEではなく、電話を多用されても、その通話を録音するアプリを使ったり、そもそも応答しない子が少なくないですね」 それだけ、危ない「仕事」や「担当者」が跋扈しているということか。■「♪涙の数だけ強くなれるよ~」「今も、色仕掛けでプロデューサーをたぶらかそうとするタイプもいますけど、タレントを女として支配しようとする男が圧倒的な業界ですから。色仕掛けでくるタイプではなく、アイドルを夢見る女の子を服従させていくのが楽しいんだと豪語するヤカラもいました」(同社長) タレントとしての才能を開花させるのではなく、女として支配しようとする悪徳プロデューサーらの言い分は「彼氏ができたりすると、仕事がおろそかになる」という理屈らしい。「自分の娘かそれ以下の少女が泣いても怯えてもおかまいなし。♪涙の数だけ強くなれるよ~などと、ヒット曲をスタジオに大音量で流しながら、手を出している悪夢のような場面もありました」(同) 今回はグループを脱退した少女が警視庁に相談して発覚した。セクハラといい、こうしたヤカラが依然として野放しの芸能界は、やはり闇が深い。星野容疑者は「事実関係は弁護士に相談してから話したい」と供述しているという。
「秋葉原駅から程近いところの自分名義のマンションにこの少女を住まわせ、センターのポジションを与える一方、要求に応じなければグループ内でのポジションを失うと思い込ませていた。同じグループでも、他のメンバーのグラビア撮影が関東近郊だったのに対し、少女は国内外のリゾートに連れ出して、言いなりにしていた。グループのプロデューサーという立場を悪用し、少女を食い物にしていたのです」(スポーツ紙芸能記者)
タレントを「商品」とする芸能プロで、そんなヤカラがいるなんて信じられないという声もあがるが、どうなのか。アイドルが一般からは手の届かない高根の花の存在であった時代は遠く、いまは「会いに行ける」が基本。某芸能プロ社長はこう言う。
「今回のケースは氷山の一角だと思いますよ。大手有名プロの新人オーディションで優勝し、鳴り物入りでのデビューとか、社を挙げて宣伝に大枚を投じて売り出すタレントでもなければ、自分の身は自分で守らなければならないのが実情です。ですからアイドルの女の子も、タレント志望の少女たちも、何かあるとスマホで録音したりしている。やりとりの残るLINEではなく、電話を多用されても、その通話を録音するアプリを使ったり、そもそも応答しない子が少なくないですね」
それだけ、危ない「仕事」や「担当者」が跋扈しているということか。
■「♪涙の数だけ強くなれるよ~」
「今も、色仕掛けでプロデューサーをたぶらかそうとするタイプもいますけど、タレントを女として支配しようとする男が圧倒的な業界ですから。色仕掛けでくるタイプではなく、アイドルを夢見る女の子を服従させていくのが楽しいんだと豪語するヤカラもいました」(同社長)
タレントとしての才能を開花させるのではなく、女として支配しようとする悪徳プロデューサーらの言い分は「彼氏ができたりすると、仕事がおろそかになる」という理屈らしい。
「自分の娘かそれ以下の少女が泣いても怯えてもおかまいなし。♪涙の数だけ強くなれるよ~などと、ヒット曲をスタジオに大音量で流しながら、手を出している悪夢のような場面もありました」(同)
今回はグループを脱退した少女が警視庁に相談して発覚した。セクハラといい、こうしたヤカラが依然として野放しの芸能界は、やはり闇が深い。星野容疑者は「事実関係は弁護士に相談してから話したい」と供述しているという。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。