「誰にも相談できずそのままに」77歳夫の遺体を約1か月放置した疑いで70歳の妻逮捕

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自宅で死亡した夫の遺体をおよそ1か月間放置したとして、70歳の妻が逮捕されました。妻は「誰にも相談できなかった」と供述しているということです。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、千葉県柏市の無職・五十嵐喜美恵容疑者(70)です。五十嵐容疑者は先月上旬ごろからきのうまでのおよそ1か月間、死亡した夫の勝芳さん(77)の遺体を自宅に放置した疑いがもたれています。
警察によりますと、おととい、五十嵐容疑者の娘が自宅を訪ねた際に勝芳さんに会えず、五十嵐容疑者が2階を確認することを拒否したため、娘からの連絡を受けた市役所が警察に通報しました。
勝芳さんの遺体は自宅2階の寝室にうつぶせで毛布と布団がかけられた状態で見つかり、目立った外傷はないということです。
五十嵐容疑者は取り調べに対し、容疑を認めたうえで「どうしていいかわからず、誰にも相談できず、そのままにしてしまった」「そのままではかわいそうだと思ったので、毛布や布団をかけた」と供述しているということです。

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