レジオネラ属菌3700倍の「大丸別荘」…辞任した社長が「モーニングショー」の取材に相次ぐキャンセルを告白…「発覚して以来、5割近く」

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テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は3日、福岡・筑紫野市の老舗旅館「大丸別荘」で、大浴場の湯を年に2回しか入れ替えず、基準値の最大3700倍のレジオネラ属菌が検出された問題で、山田真社長が責任を取り2日付で退任したことを報じた。
「大丸別荘」は、福岡県の条例で大浴場の湯の入れ替えを最低でも週に1回義務付けられているにもかかわらず、2019年12月以降、1年に2回しか行っていなかった。保健所が昨年行った検査では、基準値の最大3700倍のレジオネラ属菌が検出されたという。
番組では山田社長が2019年12月ごろに従業員に「お湯の交換を年2回にするよう」と指示していたことを伝えた。2日に番組は山田社長を取材。現状の予約は「発覚して以来キャンセルが相次ぎ予約の5割近くがキャンセルされた。回復のめどについて現状では予測がつかない」と明かした。
5割近くのキャンセルに司会の羽鳥慎一アナウンサーは「キャンセルは仕方ないんだろうなと思います」と指摘していた。さらにレジオネラ属菌への山田社長の認識を「会見聞いてても社長の認識が厳しいかなと思いました」とコメントしていた。

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