両親遺体、10年放置疑いで逮捕 63歳男「年金もらうため」

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三重県警察本部=津市栄町
三重県警は3日までに、両親の遺体を約10年間にわたり同県四日市市内の当時の自宅に放置したとして、死体遺棄の疑いで無職世羅直樹容疑者(63)を逮捕した。県警によると、容疑を認め「10年近く前に両親は死んだが、年金を受け取るために死体を放置した」と供述している。県警は詐欺容疑でも調べる。
逮捕容疑は2013年ごろ、同市本郷町の当時の自宅で同居していた父太市さんと母雅子さんの死亡を知りながら、遺体を今年2月末まで新聞紙をかけるなどして隠して放置、遺棄した疑い。
遺体は既に白骨化。積極的な加害行為が疑われる形跡はないという。

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