ウィシュマさん入管死 監視映像5時間分、法廷で上映へ 名古屋地裁

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2021年3月、名古屋出入国在留管理局の施設で死亡したスリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)を巡る訴訟で、名古屋地裁は3日、ウィシュマさんの収容中の様子を記録した監視カメラ映像について、6月21日と7月12日に法廷内で上映することを決めた。遺族側の代理人が明らかにした。
ウィシュマさん入管死 監視カメラ映像 「耳を疑った」職員の一言 上映されるのは、ウィシュマさんが亡くなった21年3月6日までの13日間、約295時間分を撮影したものの一部で、約5時間分の映像。国側は22年12月、地裁の勧告を受け、同じ映像を証拠提出していた。 遺族側代理人の指宿昭一弁護士は「日付が決まったのはよかったが、時間がかかりすぎだ」と話した。上映される映像の配分などは20日の非公開協議でさらに調整する。【藤顕一郎】
上映されるのは、ウィシュマさんが亡くなった21年3月6日までの13日間、約295時間分を撮影したものの一部で、約5時間分の映像。国側は22年12月、地裁の勧告を受け、同じ映像を証拠提出していた。
遺族側代理人の指宿昭一弁護士は「日付が決まったのはよかったが、時間がかかりすぎだ」と話した。上映される映像の配分などは20日の非公開協議でさらに調整する。【藤顕一郎】

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