国道を走る車のドライブレコーダー映像。前を走るトラックの荷台に異変が起きる。
目撃者「なんか、めっちゃ落ちてる…」
荷台から、棒状の物体が落下。多くの車が走る道路に散乱した。
後ろを走る車は無事だったのか。
映像は、2月27日午前11時半過ぎ、愛知県内を走る国道で撮影された。
夫婦が乗った車が、南方向に向かって走っていると、トラックが前に現れた。
この時、荷台から白い物体が出ているのが確認できる。
トラックは、そのまま走り続けるが、現れてからおよそ30秒後、突然、荷台から棒状の荷物が落下したのだ。
落下したのは7本で、数本が道路上を転がっていて、鉄パイプのようにも見える。
もし鉄パイプだった場合、タイヤが接触すると、事故につながるおそれがあるが…。
妻「大丈夫踏んで? うわぁ…」
トラックの後ろを走っていた夫婦の車はよけることができず、そのまま、落下物の上を走行してしまった。
運転していた男性は、当時の心境を「最初、本当ヒヤッとしました。(落下物が)柔らかい物か固い物かわからなかったので、このまま進むべきか、急ブレーキを踏んで止まるのか(迷った)。下手にハンドル操作をするよりは、そのまま直進した方がいいという判断で、減速しながら進んでいったんですけど…」と話した。
幸い、落下物はやわらかい材質だったため、事故にはならなかった。
しかしトラックは、このあとも荷物を落としながら、2分ほど走り続けた。
妻「この後ろにいて、何かでかいのが落ちてきたら怖い。えっ、また落ちる? えっやだ、固い物とかはやめてよ。あぁ怖い…」
映像で確認できる落下物の合計は、20本。
男性はこの落下物について、「スポンジに近いものだと思ったので、おそらく配管とかを隠す物じゃないかなと、踏んだ時にわかった。鉄パイプだったら、後続車も僕もひどい事故に巻き込まれたと思うので、怖いですね…。運転手さんがちょっと気をつけてもらえれば、こういったことも防げると思います」と話した。