被害者語る恐怖の4時間 「死ぬと…」マンション強盗

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1月に東京・北区で発生した、強盗致傷事件の直後に撮影された写真。
クローゼットが開けられ、床には、ものが散乱している。
警視庁は28日、19歳の男ら3人を逮捕。
その犯行の中身を、被害に遭った20代の男性が語った。
被害にあった男性(20代)「3人とも黒ずくめです。バールと…1人はハンマー、1人が包丁」
まだ暗い午前5時前。
3人組はマンションに押し入ると、寝ていた男性を凶器で襲った。
手にしていたのは…。
被害にあった男性(20代)「バールで全体的に20発くらい。床も血だらけで、ふいても殴られている、頭とかから血が流れてくるので、“ああ、さすがに死ぬな”と思った」
犯行は、およそ4時間にもわたった。
この時、男性は部屋にいない、指示役の男と話をしていた。
3人組は、スマートフォンを、スピーカーの状態にしてやり取り。
指示役はスピーカー越しに、「1,000万あるのはわかってんだよ。あるのはわかってるから早く出せ」などと脅してきたという。
拒否すると…。
被害にあった男性(20代)「指示役から『その場で1発殴って』と指示があって、(3人組に)殴られる。(指示役に)言われるがまま」
その後、3人組は男性の車や、現金およそ100万円などを奪い、逃走。
男性は、全身の打撲など、全治1カ月の重傷。
警視庁によると、3人組は、別の窃盗事件ですでに逮捕されていて、関東で相次いでいる一連の強盗事件などにも関与している可能性があるという。

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