「見かけたら是非クラクションを」愛媛県議会副議長がインスタ投稿…県警は違法性指摘

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愛媛県議会の古川拓哉副議長(44)がSNSで、自身の街頭活動を見かけたドライバーにクラクションを鳴らすよう呼びかけていたことがわかった。
道路交通法は危険回避以外の目的で鳴らすことを禁じており、古川氏は読売新聞の指摘後に投稿を修正し、「認識不足だった」と述べた。
古川氏は3日、街頭活動をインスタグラムで紹介する際、「見かけたら是非クラクションなどリアクションを宜(よろ)しくお願いします」と投稿。文章や写真が一定の時間で消える設定の書き込みでも、「ワン☆クラクションがエネルギーに変わります!!」と記していた。
県警によると、支持や応援を表明するためにクラクションを鳴らすことは道交法違反にあたり、反則金3000円が科される可能性がある。SNSでクラクションを鳴らすよう呼びかける行為も「違反の『教唆』にあたることも考えられる」としている。
古川氏は「クラクションを鳴らしてもらうと、『反応があった』とうれしくなるので投稿した」と釈明。今月中旬、古川氏が演説する同県新居浜市の交差点で、運転中にクラクションが鳴った場面に遭遇した50歳代の女性は「自分が鳴らされたのかと思って驚いた。危ないと感じた」と話した。

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