《もぅ1回椅子から落とす》死亡の26歳妻には殴られた痕が…逮捕のツーブロ夫がSNSに書いていた“年下妻への罵倒”

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2月19日、神奈川県愛川町の伊藤初音さん(26)が車内で遺体で発見された。この車を運転していた夫の伊藤裕樹容疑者(自称建築業・34)が傷害の疑いで逮捕された。伊藤容疑者の知人が「容疑者が『妻に暴行して大変なことになった』と言っている」と警察に通報したことで、事件が発覚したという。
【写真】〈写メ詐欺怖い〉と夫が指摘、亡くなった26歳妻のプロフィール画像 伊藤容疑者と亡くなった初音さんが結婚したのは、2017年8月のことだ。夫婦の知人が、結婚式を回想する。

「地元で人気の結婚式場で行われました。オーシャンビューの式場に友達が大勢参列し、ダンスミュージックが流れて、いわゆる“陽キャ”な雰囲気でした。髪型をツーブロックにした新郎はイケイケな感じで、ご自身でビールサーバーを担いで宴席をまわり、出席者のグラスにビールを注いでいました。初音さんのウエディングドレス姿に『かわいい』とため息をつく女友達も。素敵な結婚式だったのになぜ……」 夫婦が暮らす一軒家は新築で、3年前に容疑者実家と同じ町内に建てられたばかり。住宅ローンを抱え、家族での新生活をスタートさせていた。家族を知る住民が語る。「3年ほど前に家族で引っ越してきました。旦那さんは帰りが遅いのか、ほとんど見かけたことがなく、奥さまがお子さんの保育園か幼稚園の送迎を毎日されていました。伊藤さん宅の近くに住んでいる方が『夫婦ゲンカしている声をよく聞く』と話していたのを覚えています」 ほかには「お酒を飲むと人が変わったようになる」「ご自宅には若い職人さんのような方々、よく出入りしていました。酒盛りをしているのか、とても騒がしかった」といった声も。 近隣住民らが語る通り、伊藤宅は“夫婦ゲンカが激しい家”として知られていた。全国紙記者が語る。「『週に何度も伊藤容疑者の怒鳴り声が聞こえた』と証言する近隣住民もいて、事件直前の夜にも激しい物音や叫び声があったそう。3年前にも警察が駆けつける騒動が2度あり、近所に住むの人々にとっては、少し気になる一家だったようです」 これらのエピソードからも、伊藤容疑者の日常的な“凶暴性”をうかがい知ることができるが、一方で妻への接し方も独特だった。初音さんはFacebookで自撮り写真をよく公開しており、どれも友人たちから〈かわいい〉などと褒めるコメントが寄せられていた。しかし、伊藤容疑者は〈写メ詐欺怖い…〉や〈ブス〉と貶しており、〈もぅ1回椅子から落とす〉と暴行を示唆するようなコメントもあった。「冗談といえど、容姿を貶すような発言には嫌悪感を覚える人もいそうです。ただ、これはちょうど彼が結婚をする前のやりとり。初音さんも〈うるせーひっぱたく〉や〈たまには褒めろハゲ〉とやり返しており、その当時はこうした言い合いも、ふたりにとっていつものことだったようです」(前出・全国紙記者) 検視の結果、初音さんの遺体には、全身に殴られたような痕があったという。伊藤容疑者も警察の取り調べに、初音さんを殴ったことを認めている。警察は今後、容疑を傷害致死に切り替え、事件の経緯を調べることになる──。
伊藤容疑者と亡くなった初音さんが結婚したのは、2017年8月のことだ。夫婦の知人が、結婚式を回想する。
「地元で人気の結婚式場で行われました。オーシャンビューの式場に友達が大勢参列し、ダンスミュージックが流れて、いわゆる“陽キャ”な雰囲気でした。髪型をツーブロックにした新郎はイケイケな感じで、ご自身でビールサーバーを担いで宴席をまわり、出席者のグラスにビールを注いでいました。初音さんのウエディングドレス姿に『かわいい』とため息をつく女友達も。素敵な結婚式だったのになぜ……」
夫婦が暮らす一軒家は新築で、3年前に容疑者実家と同じ町内に建てられたばかり。住宅ローンを抱え、家族での新生活をスタートさせていた。家族を知る住民が語る。
「3年ほど前に家族で引っ越してきました。旦那さんは帰りが遅いのか、ほとんど見かけたことがなく、奥さまがお子さんの保育園か幼稚園の送迎を毎日されていました。伊藤さん宅の近くに住んでいる方が『夫婦ゲンカしている声をよく聞く』と話していたのを覚えています」
ほかには「お酒を飲むと人が変わったようになる」「ご自宅には若い職人さんのような方々、よく出入りしていました。酒盛りをしているのか、とても騒がしかった」といった声も。
近隣住民らが語る通り、伊藤宅は“夫婦ゲンカが激しい家”として知られていた。全国紙記者が語る。
「『週に何度も伊藤容疑者の怒鳴り声が聞こえた』と証言する近隣住民もいて、事件直前の夜にも激しい物音や叫び声があったそう。3年前にも警察が駆けつける騒動が2度あり、近所に住むの人々にとっては、少し気になる一家だったようです」
これらのエピソードからも、伊藤容疑者の日常的な“凶暴性”をうかがい知ることができるが、一方で妻への接し方も独特だった。初音さんはFacebookで自撮り写真をよく公開しており、どれも友人たちから〈かわいい〉などと褒めるコメントが寄せられていた。しかし、伊藤容疑者は〈写メ詐欺怖い…〉や〈ブス〉と貶しており、〈もぅ1回椅子から落とす〉と暴行を示唆するようなコメントもあった。
「冗談といえど、容姿を貶すような発言には嫌悪感を覚える人もいそうです。ただ、これはちょうど彼が結婚をする前のやりとり。初音さんも〈うるせーひっぱたく〉や〈たまには褒めろハゲ〉とやり返しており、その当時はこうした言い合いも、ふたりにとっていつものことだったようです」(前出・全国紙記者) 検視の結果、初音さんの遺体には、全身に殴られたような痕があったという。伊藤容疑者も警察の取り調べに、初音さんを殴ったことを認めている。警察は今後、容疑を傷害致死に切り替え、事件の経緯を調べることになる──。

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