岸田首相 鼻の手術成功もマスク越しの答弁「長時間話すのがきついよ」

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岸田文雄首相(65)は15日、衆院予算委員会に出席。慢性的な副鼻腔炎の手術後、マスクを外さず臨んだ初の答弁で話しづらそうな表情を見せる場面があった。
岸田首相は同性婚やLGBT理解増進法案、選択的夫婦別姓に関する議論の期間限定などについて「いつまでに結論を出せという課題ではないと考えます」と難色を示したことに野党側からの追及を受けた。
そこで気になったのは、岸田首相が時折マスクの位置を気にしながらうつむき加減に答弁する姿だった。
岸田首相は慢性的な鼻づまり症状の治療のため11日に都内で鼻の手術を受けて成功。体調には問題ないが、鼻腔内の止血のために綿を詰めているという。
そのため午前9時から午後5時までの長時間に及ぶ衆院予算委員会で、長時間話すことに無理が生じても不思議ではない状況だと見られている。
予算委の終了後には、同僚の自民党議員と談笑しながら、マスク越しに「長時間話すのはきついよ」と笑顔を交えて話す岸田首相の声が記者席にまで届いた。
「岸田総理は手術後の一昨日(13日)、首相官邸への出邸を3時間遅らせています。まだ万全な状態ではないのかもしれません」(永田町関係者)
会期末(6月21日)まで統一地方選やG7広島サミット(5月19~21日)などが控えている。岸田首相はこの長丁場を乗り切れるか。

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