ポストから消えた年賀はがき、当選番号の発表後に1200枚投函…窃盗容疑で男逮捕

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団地の集合ポストに届いた年賀状を盗んだとして、兵庫県警甲子園署は14日、西宮市の無職の男(38)を窃盗容疑で逮捕した。
発表によると、男は1月1日午前10時頃、同市高須町、武庫川団地内の集合ポストから、50歳代の会社員女性に届いた年賀状5枚を盗んだ疑い。「年賀はがきをくれる人がおらず、寂しくて盗んだ」と容疑を認めている。
元日以降、団地の住民らから「年賀状が届かない」との被害や相談が10件以上寄せられ、同署が捜査。お年玉付き年賀はがきの当選番号が発表された1月15日以降、市内にある複数の郵便ポストから年賀状が約1200枚投函(とうかん)されていたという。
男の自宅からは、3等の切手シート4枚なども見つかっている。同署は賞品と交換できる年賀はがき目当てで盗み、外れたはがきを投函していたとみている。

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