金沢市内のすし店で食事をした男女5人が、ノロウイルスによる食中毒症状を訴えました。保健所は、すし店を3日間の営業停止としました。
食中毒があったのは、金沢市片町のすし店「鮨一」です。金沢市保健所によりますと、7日にこの店で食事をした20代から30代の男女5人が、翌日から下痢や嘔吐、発熱などの症状を訴え、うち1人は1泊の入院をしました。現在は、5人とも回復に向かっているということです。
保健所で調査したところ、患者3人の検便からノロウイルスが検出されたことなどから、食中毒はノロウイルスによるものと断定しました。生カキやしめイワシ、アジなどが提供されていたということです。
金沢市保健所では、鮨一を12日から3日間の営業停止処分にし、衛生についての指導を徹底するとしています。