フォロワー12万人超の裏垢女子・あぐが明かす女性用風俗の“リアル” 一般人とセラピストの一番の違いとは?

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近年大きな注目を集め、店舗数も増えているという女性用風俗。漫画『女性に風俗って必要ですか?』もWEBで公開されるやいなや、女性を中心に「泣ける」「共感できる」と反響を呼んでいる。今回は裏垢女子として12万人以上のTwitterフォロワーを持ち、女性用風俗の利用者でもある「あぐ」に、リアルな体験談を語ってもらった。
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初めて利用したのは3年ほど前でした。普段から裏垢女子同士でオフ会をするのですが、ある時食事が盛り上がったタイミングで他の裏垢女子の子に勧められたのがきっかけです。
その頃はまだ裏垢女子として活動して日が浅く、恋愛感情がない相手との行為に抵抗があったのですが、知らない人とするよりは怖くないのでは?ということで利用してみました。1度目の利用では、緊張してしまい楽しみきれなかったというのが本音です。なので、その後はしばらく利用していなかったのですが、企業からの案件で女性用風俗をPRしてほしい、というものがあり、そのお仕事の前に予行演習も兼ねて利用したんです。
すると、少しずつ慣れてきたのか、めちゃくちゃ楽しめました! そこからは頻度に波はありますが、平均すると年に10回くらいのペースで利用しています。
私が女性用風俗を利用するのは「面倒なこと抜きで楽しみたい!」と思うときです。新しく出会うのも結構面倒ですし、会ったことのある人の場合、「おれと会いたかったんだな」とか思われるかもしれないし、いろいろとしがらみがあるじゃないですか。そんなとき、お店に電話をかけるだけですぐに呼べるのがいいんです!
私は主に旅行や仕事などで地方を訪れた時に利用しています。体感では、経験豊富なセラピストは東京、大阪、名古屋など都市部に多いと思います。経験の少ない方だと、どうしても「普通の男の子」という感じがするので、せっかくお金を払うならプロフェッショナルな人がいいですね。
私は普段男性といる時に結構サバサバしているのですが、お店を利用する時はリードしてもらう感じが好きですね。もしかしたら、普段とは違うキャラになりたいときに利用しているのかも。
一度PRのお仕事でナンバーワンのセラピストに施術してもらったのですが、その人はすごかったです! ホテルで対面した瞬間、「これまでの人と違う!」とすぐに分かりました。具体的には、物腰が柔らかくて紳士なのにへりくだっている感じがなくて、すごく色気があったんです。
普段お店を利用する時、施術を受けている途中で「もういいかな」と思って、こっちが攻めに回るときもあるのですが、そうなると大体のセラピストは「普通の男の子」に戻っちゃうんです。でも、その人は攻守交代してもずっと「プロ」のままで。しかも、「もう一度触れてほしいな」とこっちが思ったタイミングで、また触ってくれるんです。
中には紳士的なキャラではなく、おしゃべりな人やヤンチャな感じの人もいて、それぞれに魅力があると思うので、好みの人を見つけると楽しいんじゃないでしょうか。
良いセラピストは「視野の広さ」「コミュニケーション能力」が抜群です。すごい人は、こちらが「部屋が暑いな」と思ったタイミングでエアコンを調整してくれたり、「そろそろ触れたいな」と思った瞬間に手を広げてハグさせてくれたりするんです。
私自身、ああしてほしいこうしてほしいというのを伝えるのが苦手なので、一般男性とは違い、なんでも先回りして察してくれるセラピストさんには感動します。カウンセリングでも話しそびれていたことなのに、「なんでこんなにわかるの…!」となりますね。
もちろん一般の男性でも、そういう能力が高い人はいるのですが、大体女性からの人気がすごいですし、対等に接してくれるかは分からないですよね。その点、お仕事であればお互いに割り切って対等な関係なので、安心して身を任せられる気がします。
当日「今日女風行きたい!」と思い立つことが多いので、指名をすることはあまりないんです。だから、毎回「大当たり!」とはいかないのですが、ハズれたとしても、自分の技術の練習台にすればいいので、お金が無駄になるってことは少ないんじゃないかと(笑)。これまでの経験上、ランクが高くて利用料が高い人はやっぱり当たりの確率が高いですね。
指名は特にしないのですが、受付の方がこちらの好みのタイプを聞いてくれるので、なるべく希望を伝えるようにしています。漫画『女性に風俗って必要ですか?』の主人公は、女性用風俗に勤務する女性が主人公ですが、やっぱり電話をかけて相手が女性だと少し安心しますね。
2~3時間で利用することが多くて、半分くらいはお喋りしています。時間に余裕がないと相手のことがよく分からないので、長い時間をかけるのがおすすめです。私は毎回緊張しちゃうので、お風呂は一緒に入らないですし、照明は最大限暗くします。逆にこっちが攻めるときは照明を明るくしますけど(笑)。
女性用風俗のPR記事を書いてから、SNSのDMで「興味があるけど勇気が出ない」という相談や、「記事を読んで行ってみました!」という報告を受けることがたくさんあります。
みんなが女性用風俗に興味を持つようになった背景には、SNSで他人の性事情が「見える化」されたことがあると思います。今までは聞きにくかったよそのカップルの性事情なども簡単に知ることができるようになって、充実している人を見ると「何で私は満たされないんだろう」みたいに比べてしまうんじゃないでしょうか。
あまりうまくいっていない夫婦でも、現実世界では周りに「円満な家庭」とかついつい建前で言っちゃうと思うのですが、SNSでは本音の方が受け入れられやすいので、「うまくいっているように見えて、実は……」という裏の部分が見えやすいですよね。
SNSでこれだけ私に相談が来るということは、きっと興味を持っている方は多いはず。漫画『女性に風俗って必要ですか?』は女性用風俗を利用する方たちの“リアル”が描かれていますが、コメディー要素もあって読みやすいので、「興味はあるけど勇気が…」という人にはぜひ読んでみてほしいですね。
【人気YouTuber・奈良岡にこが熱弁する「女性用風俗で最もオススメのメニュー」について、続きを読む】
デイリー新潮編集部

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