橋下徹氏 スシロー問題で「刑法犯というよりも民事の賠償額をもっと引き上げて解決すべき」

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元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(53)が5日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。スシローなどの飲食チェーン店で迷惑行為を撮影、SNSで拡散し、社会問題になっていることについて言及した。
梅津弥英子アナウンサーが「賠償額については専門家でも意見が分かれるようなんです。橋下さんはどういうふうに考えますか?」と聞くと、橋下氏は「今、日本の裁判では、直接の損害だけしか賠償の対象にならないので、例えば、つばをつけたお寿司だけとか、それがいくつかなんだったら、掛けるいくらとか。そのことによって株価が下がったとか、ほかの店舗に影響したっていうところは基本的には賠償の対象ではないんですよ」と説明し、「僕はそれは反対です。今後、日本の司法も変えていって米国のように懲罰的賠償ということでペナルティーを科すことをやらないとこういう行動が止まらないと思います」と指摘した。
そのうえで「ただ刑法犯としてみても、じゃあこれがものすごい悪質かというと、ほかの犯罪に比べてもどうなんだってことになっちゃう。やはり僕はこれは刑法犯というよりも民事の賠償額をもっと引き上げて解決すべきだと思いますね」と自身の考えを述べた。

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