容疑者に「いい気になるな」「返り討ちにしてやる」、検察の問い合わせに「バカ」…裁判所書記官を減給

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容疑者や検察担当者に不適切な発言を繰り返したとして、横浜地裁は2日、地裁小田原支部(簡裁を含む)に勤める裁判所書記官を減給10分の1(1か月)の懲戒処分とした。
横浜地裁総務課の発表によると、書記官は2021年1月、勾留質問に立ち会った際、容疑者の言動に対し「いい気になるな」「返り討ちにしてやる」と発言し、同様のやり取りを繰り返した。
22年9月には、検察の担当者からの電話での問い合わせに対し、「バカ」と言って通話を切ったという。
いずれも書記官が、自ら上司に報告するなどして問題が判明。地裁が事実を確認した後、処分を決定したという。足立哲所長は「裁判所職員としてあってはならないことで、指導を徹底したい」とコメントした。

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