若い男性標的、130人から9千万円詐取か…マッチングアプリ使ってウソの投資話

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売掛債権を買い取る金融サービス「ファクタリング」事業の投資名目で現金をだまし取ったとして、千葉県警生活経済課は21日、住所不定、会社役員の男(24)ら20歳代の男女5人を詐欺容疑で逮捕し、23日、千葉地検に送致した。
発表によると、5人は共謀し、2020年8月から同10月までの間、県内在住の会社員男性(24)に口頭やSNSのメッセージ機能で、実際には投資運用していないにもかかわらず、「出資した現金は運用後の利益が得られる」などとかたり、4回にわたり現金約75万円をだまし取った疑い。
同課によると、主犯格の会社役員の男らはSNSなどでグループを募り、全国に拠点を置いて活動。マッチングアプリなどで知り合った20歳代前半の男性を中心にうその投資話を持ちかけ、2020年の1年間で約130人から計約9000万円をだまし取ったとみられる。同課が余罪を調べている。

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