【広州=遠藤信葉】中国広東省清遠市の市場監督管理局は18日、硫黄を使って食用タケノコを殺虫、殺菌する違法行為が行われていたと発表した。
原材料や違法に加工された製品を差し押さえ、流通経路も追跡している。警察当局は関係者から事情を聞いている。
違法行為は、動画配信者の男性が、硫黄で殺虫、殺菌する現場をインターネット上に投稿して発覚した。香港紙・星島日報によると、この男性が行った調査で、タケノコから安全基準を大幅に上回る二酸化硫黄が検出された。硫黄を使えばタケノコを漂白し、長期保存も可能になるという。
中国では8月、河北省で発がん性が指摘されるホルムアルデヒドを含む溶液に浸した白菜が出荷されていたことが発覚。中央政府の食品安全部門などが、違法行為を厳しく処分するよう指示を出した。