夫の遺体を自宅に放置 容疑で妻を逮捕 兵庫県警

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同居する夫(64)の遺体を自宅に放置したとして、兵庫県警明石署は2日、死体遺棄容疑で同県明石市内の無職の女(62)を逮捕した。
同署によると、女は容疑を認めている一方、119番をしなかった理由については「考える余裕がありませんでした」などと供述しているという。
逮捕容疑は、令和4年12月18日以降、自宅で夫が死亡しているのを発見しながら、遺体をそのまま放置したとしている。
同署によると、女は夫と2人暮らし。「目の前で(夫が)倒れた」などと話しているという。女には精神疾患があるとみられる。
1日夜、夫の親族が電話をしたところ、応対した女が取り乱した様子だったため、2人が住むマンションを訪問。その後、うつぶせでリビングの床に倒れている夫を見つけ119番した。
遺体は腐敗が進んでいたが、目立った外傷などはなかったという。今後、司法解剖して死因とともに詳しい経緯を調べる。

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