福岡市で去年12月、アイドルグループHKT48のスタッフら男女2人が包丁で刺された事件です。2か月間の鑑定留置を終えた30歳の男が27日、殺人未遂などの罪で起訴されました。殺人未遂などの罪で起訴されたのは、福岡県糸島市の無職、山口直也被告(30)です。起訴状などによりますと、山口被告は去年12月、福岡市中央区の「みずほPayPayドーム」と隣の商業施設で、HKT48の運営会社の男性スタッフとコンサートに訪れていた27歳の女性を相次いで包丁で刺し、殺害しようとしたとされています。
捜査関係者によりますと、警察の調べに対し、山口被告は「HKTの複数のメンバーを殺そうと思った」という趣旨の供述をしていることが分かっています。福岡地方検察庁は刑事責任能力を問えるかどうか判断するため、ことし1月からおよそ2か月間、山口被告の精神状態を調べる精神鑑定を行っていましたが、刑事責任を問えると判断したものとみられます。また、山口被告は去年6月、SNSを使ってチケット代名目で電子マネーをだまし取ったとして、詐欺の罪でも起訴されています。