恥ずかしい言葉に親はドギマギ、子どもの「下ネタ連呼」の悪ふざけ…怒っても効果なし最終的に行き着いた母親の答え

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X(旧Twitter)で子育ての思わずクスっとしてしまう出来事を日々ポストし、話題を集めている 「ひみつのうつ子ちゃん」 ( @utuko_chan )。3.1万人のフォロワーを持ち、「いいね」1万超えも多数! 人気の秘密は、「子育てあるある」の共感力です。現在、うつ子ちゃんは5歳の息子さんと夫との3人暮らし。そんなうつ子ちゃんの子育てに関するエピソードを紹介します。
今回は、2歳以降の子どもによくある「うんち」「おちんちん」「お尻」といった言葉に大騒ぎしてしまう下ネタ連呼問題についてのエピソードをご紹介します。イ嫌がるほどに子どもは大興奮……。どう対応するのがいいのか、うつ子ちゃんとともに考えます。
子育てをしていて、「途方に暮れる」ことは多々ありますが、母親たちを凍らせるのが「うんち!」や「おちんちん!」といった、恥ずかしい言葉を言って盛り上がる「下ネタ連呼」問題です。「夜泣きもイヤイヤ期も大変だけど、想定外にハードなのは、下ネタをひたすら連呼される地獄」と、先輩ママたちから妊娠中に聞いていました。
「言ってはいけない場所や怒るほど言うので、ノイローゼになりそうだった」
「祖父の葬儀で、息子と同じ歳の従兄弟の子どもが下ネタスイッチオン! 親戚は『そういう時期あるよね』と笑ってくれたけど、もう本当に申し訳なかった……」
「年末の帰郷の際、2人の息子が新幹線の中で下ネタワードを連呼……。新幹線がゆえに途中下車できず、デッキに移動するもそこでも連呼。『うちの子も同じだったんで』と励ましてくれる方がいて、泣きたくなった……」
こういった体験談、恐ろしいですが、わかりすぎて身につまされます……。我が家でも、息子が3歳になる前ぐらいのころにやってきました……。
今回、なぜ下ネタ連呼のお話をするかというと、先日知り合いの子育て中のママさんとお話した際に、2歳半の息子さんの「うんこ連呼に困っている」「何を聞いても、おちんちん!としか返事をしない……」という悩みを聞いたからでした。確かに、あのころ私も困っていたなぁ、と思い出し、今回は我が家の下ネタ連呼の時期のエピソードをお伝えしたいと思います。
息子が「うんち」とか「おちんちん」と言い出すようになったのは、2歳の終わりのころでした。妊娠中に先輩ママから事前情報は把握していたので、はじめは「興味持つのはあたりまえだよね~」くらいに思っていました。むしろ、グズッたり機嫌が悪くなったときに、私の方から「うんちーッ!」と言うと息子は大笑いをしてご機嫌を取り戻すこともあって、一時は私から多用することもありました。
ところが、そのうち「ママ、みてみて! ほら! おちんちん!」と言ってズボンを下ろし出したときはさすがに「……おぉ……このままで大丈夫なんだろうか!?」と心配になってきたのです。
ネットで検索してみると、子どもの下ネタ発言に関して、いろいろな情報が出てきました。でも、もう少し専門的な話を聞きたいと思って、3歳児健診の際に「何か悩みはありますか?」と聞かれたときに、「うんちや下ネタを言いたがるのですが、どうしたらいいでしょうか?」と小児科の先生に伺ってみました。
先生は、「あぁ、お母さんは悩みますよね」と笑顔でこたえてくれました。
お話を要約すると、うんちに関しては、2~3歳のころに「肛門期」と呼ばれる時期があり、子どもたちは自分の体への興味や、排泄に関して「出す」「ためる」といった感覚から身体のコントロールを学んでいくプロセスがあるそうです。また、トイレトレーニングが始まって、自分で排泄できた達成感と「うんちが出ると周囲が褒めてくれたり、喜んでくれる」といった状況などが合わさって、うんち=臭くて汚いものというだけでなく、おもしろいもの、楽しいものという気持ちが芽生える、といった傾向があるんだとか。
ただ、小児科の先生は、「それ以上に、“うんち”も“おちんちん”も言うと周囲がすぐに笑ったり、驚いたり、親がいつもと違う恥ずかしそうな表情で怒ったりするでしょ。そのリアクションが子どもにとってはメチャクチャおもしろいわけです。いつもでもどこでも確実に笑いが取れる、注目される魔法の言葉だから、使ってしまうんですよ」と教えてくれました。
なるほど! 確かに、その魔法の言葉を使うと、親だけでなく、保育園のお友だちもみんな大騒ぎになる。子どもにとっては、瞬時に盛り上がることができる最強のワードです。そして、小児科の先生は、「親にとっては恥ずかしいと感じるかもしれませんが、海外ではこの時期にプライベートパーツの大切さとか教えるといいとも言われているんですよ。日本は性教育が遅れているので、親御さんが難しいと感じてしまうかもしれませんが、子どもが発した言葉は、“大事なところなんだよ”、と教えるチャンスでもありますね」とアドバイスをいただきました。
確かに、「性教育は小さなうちからやった方がいい」というのは、その当時ママともだちともよく話題になっていました。SNSでも、幼児期からの性教育の大切さを伝えるものを目にするようになってきたし、当時息子が観ていた子ども向け番組でも、性をテーマにしたものが多くありました。またニュースでは、小さな子どもが被害にあう性被害の事件が報道されたりして、自分の身体の大切な部分「プライベートパーツ」については息子にきちんと伝えたいと夫とも話していました。
そんなこともあって、息子が3歳のころに、プライベートパーツについて伝える絵本の読み聞かせをはじめました。興味を持つか心配していたのですが、思った以上にきちんと話を聞いていました。「大事なところはどこかな?」「おしりも、おちんちんも大事だよね」「大事なところは簡単に見せたりしないんだよ」「もしも大事なところを見せてと言われたら、誰でもイヤって言っていいんだよ」という話を丁寧に説明すると、小さいながらも納得したようで、「だいじだね、だいじだね」と言っていました。
これでよし! と思っていたのですが……、やはりそのプロセスを踏んでも、家の中でも、お外でもためらいなく「おちんちん~♪」と歌い出すようにもなりました。家の中では正直「仕方ないよね」くらいに思っていたのですが、お外ではさすがに気が張ります。公園で突然「ママ、しりとりしよう!」と誘われ一緒に遊んでいても、息子に“う”の番がまわれば「うんち!」と言い、“ち”の番がまわれば「ちんちん! ちんちん! おちんちん!」と笑いだす。はじめは「ちょっと……! お外ではあんまりそういうこと言わないようにしようね」って諭していました。でも「やめて」と言えば余計にやる時期です。「も~!」とこちらが反応するほどに過剰になる……。
あれこれ試した結果、最終的に「できるだけ反応しない」が一番効果的でした。「反応しない」は過去の教訓からでした。まだ息子がうまくおしゃべりができない時期、よく外食中「キィィィ!!!」と甲高い声で叫んでしまうことがありました。耳をつんざくような甲高い声で、周囲にそのたび「申し訳ありません」と頭を下げるしかありません。焦ってやめさせようと「シーッ!」と怒った顔で息子に言うと、その瞬間息子は叫ぶのです。もう絶望です……。
そのとき学習したのが、「反応しない」という選択でした。何度か叫んでも無反応でいると息子の「キィィィ!」という声は次第にフェイドアウト……。家でも「奇声を上げたら無反応」を続けていたら、叫んでもすぐに落ち着き、外食も普通にできるように変わっていきました。
今振り返ると、「反応しない」という選択は私自身、心のコントロールを学ぶ機会でもありました。親が嫌がる言葉を発するのは、こちらのリアクションや“受け止める力”を試されていると感じたのです。息子は私や夫の表情や対応を細かく見て、騒ぐ濃度を決めているんですよね。騒いでいるときに「無反応」は最初はつらく、難しく感じるかもしれませんが、結構効果があると思います。
そして、さらに調べてみると、肛門期は、子どもが「自分の体を自分でコントロールする」だけでなく、「周りの大人の反応を観察しながら、自分の影響力を確かめる」時期でもあるそうです。だからこそ、いたずらのように見える言葉も、その裏には「自分を表現したい」「理解してもらいたい」という健やかな成長のサインが隠れているのかもしれません。もちろん、下ネタ連呼には親にとって悩ましい事柄ではありますが、結局は成長のひとコマでもあるわけです。
息子は現在5歳ですが、下ネタを連呼することはほとんどなくなりました(お友だちといっしょに盛り上がってしまうことはまだありますが……)。今回、知り合いのママさんの悩みを聞いて、「懐かしいなぁ~」と思ったほどでした。子育てはそのとき大変でも、成長過程のプロセスを過ぎてしまえば、「アレ何だったの!?」と思う出来事は少なくありませんよね。今、悩んでいる人には、きっと終わりが来るとお伝えしたいです。
なんて……、すっかり卒業しちゃった母親モードでいたのですが、そんなことないのかも、と思う出来事がありました。先日近所を歩いていたら、下校途中の小学生(4年生以上の雰囲気)の男の子2人組が前を歩いていました。「ちんこ」という言葉が聞こえてきたので、「おぉ!」と思い、後ろから少し離れて聞き耳を立ててみると、大きさについて熱い激論を交わしていました……。小学生でも気になるのか……と。そして、単純に連呼するわけではないけど、下ネタは小学校に入っても続くんだな、と現実を知りました。
そして、何よりも気になったのが、2人の少年が話している内容のほとんどが、根拠のない情報だったのです。見知らぬおばさんが「それ違うよ」と話に割って入るのはあまりに怪しすぎるので、グッと堪えました。でも、日本は他国に比べて性に関する情報に溢れていて、スマホなどを持てば子どもでも簡単にアクセスできることがあると言われます。デマ情報を正しい情報だと思って話す少年を目の当たりにして、やっぱり性教育は必要なのかも、と思った瞬間でもありました。
特に、男の子だと母親としてはどう伝えていいものか悩ましい部分もあります。夫に話してもらうのがいいのかな、と思いながら私自身も悩み中です。みなさんはお子さんの下ネタ対策や子どもに性のことをどう伝えていますか? よい方法があったらぜひぜひ教えてください! ワッショイ!
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