ストレス社会である。様々な理由で心身のバランスを崩してしまい、長期にわたって休職に入る社員は、いまや珍しくない。だが、その“療養”がもし疑わしいものだったとしたら–。
都内のIT関連会社に勤務する野田さん(46歳・仮名)は、インフラ運用を担当している。サーバートラブルや障害が発生すれば、夜間でも連絡が入る。月に数回は深夜対応があるという。
「最初は“別人じゃない?”なんて声もありました。でも、顔も一致してるし、過去の投稿内容から見ても、ほぼ本人で間違いありませんでした。そこで人事が事実確認を行うと、Aはあっさり認めたそうです。ただ、『タイにいると具合が良くなる気がするんです』と。気候も人も合っていて、日本にいるより落ち着く、と。それが本心なのか、都合良く言っているだけなのかは分かりません。ただ、社内では“いやいや、それはどうなんだ”という空気になりましたね」