生徒も撮影! 盗撮100回繰り返した元教師の心理「自分でもコントロールできない」

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盗撮画像を他人に提供したとして性的影像記録提供等、性的姿態等撮影の罪に問われた元教師の男の公判が25日に東京地裁で開かれた。
起訴状などによると、男は都内の私立中高一貫校で教師をしていた2025年に、SNSを通じて他人に盗撮画像を提供したという。男は取り調べで「ペン型カメラで100回程度、盗撮を繰り返した」と供述していた。
この日、行われた被告人質問で猩弔鵑性疊塙堝圧,明かされた。都内の有名私立大学を卒業後、23年4月から当該一貫校に勤務し、犯行当時は中学2年生のクラス担任を受け持っていた。同時期にネットで盗撮画像を閲覧し「自分でもできるのではないか」と思い、駅で盗撮を行うようになった。さらに「駅よりもしやすいと思った」との理由で校内でも盗撮をするようになる。
そんな中、昨年6月にネットの掲示板で知り合った人物とSNSのDMで盗撮画像を送り合う仲になった。男は学校の休み時間や放課後に、階段を上る生徒の背後からペン型のカメラをスカート内に向け、下着を撮影。さらに質問に答える形で学校の情報を伝えていた。弁護士から「なぜ伝えたのか?」と問われると「歪んだ仲間意識のようなものがあった」と答えた。
当初は仕事のストレスを解消する手段だったが「盗撮行為そのものにスリルを感じるようになった」という。
ネットで知り合った人物が盗撮容疑で逮捕され、スマートフォンを解析された結果、男が画像を提供していたことが判明し、逮捕に至った。逮捕時の心境について「この日が来てしまったと思った。それと同時にほんの少しほっとした。自分でもコントロールできない状態だった」と複雑な思いを吐露した。
最近でも教員グループによる盗撮画像共有事件で、複数の教員が逮捕され、社会に衝撃を与えた。性犯罪心理に詳しい専門家によると「グループ内で盗撮仲間からすごいと思われたいという自己顕示欲が働き、盗撮がエスカレートする。結果的にいもづる式の摘発につながっています」。
検察側は「常習性は顕著。教師という立場を利用した犯行は悪質」として懲役3年を求刑。学校側も、予定していた行事が中止せざるをえなかったとして損害賠償の請求を検討している。
判決は3月13日に言い渡される。

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