学校内での暴行動画がインターネットで次々と拡散される中、神奈川県警が作製したチラシが交流サイト(SNS)上で物議を醸している。動画の投稿や加害者の特定につながる書き込みに警鐘を鳴らす内容だが、暴行そのものをとがめる記載がなく、被害者視点が欠けているという趣旨の批判が続出。県警は10日、配慮を欠いたとしてX(旧ツイッター)への投稿を削除した。
チラシは県警少年育成課が作製し、4日にXの公式アカウントで投稿した。暴行の様子を撮影、投稿する人物のイラストに「その投稿アウトです」の文言を添え、「動画の人物を特定する学校名や氏名」「悪口や誹謗(ひぼう)中傷」を書き込むと罪に問われかねないと警告。「あなたの投稿が相手に一生の傷を残す」とした。