「我慢の限界がきて辞める決意をしました」上司に退職を伝えた結果→「この職場に不満があるのですか?」と聞かれるも……

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仕事ができる人にばかり業務が集中し、負担だけが増えていく。そんな職場環境に心が折れてしまう人は少なくない。
大阪府の40代男性は、6年間従事した「生活関連商品のピッキングや梱包・発送業務」を辞めたと話す。その原因について、退職までの半年間に起きたある出来事を振り返った。(文:湊真智人)

退職の直接的な理由を、男性はこう語る。
「現場責任者を勝手に異動させたことによる環境の悪化です。そして期間限定と聞かされていた責任者代行の業務を、一方的に責任者へと格上げされました」
上司は好きなように配置替えをしただけでなく、男性の役職までも一方的に変えてしまった。その結果、業務負担が増大し「残業時間と責任だけが増えた」と実情を明かす。しかも男性は、この重労働の恩恵を受けられなかったという。
「上司は他のベテランさんたちにはほとんど仕事を振らず、自分(投稿者)を始めとする特定の人ばかりに仕事を振る。そして給料は上がらないうえに他の人と一緒」
同じ給与でありながら、特定の人間にだけ重荷を背負わせる構造となっていた。これではモチベーションを維持するのは難しい。こうして男性は、
「不公平に我慢の限界がきて辞める決意をしました」
と覚悟を決めるに至った。
男性は「家の都合」という建前を使い、上司に退職を切り出した。だが、その際のやり取りに内心呆れ果ててしまう。
「さすがに驚かれましたが『そうか……寂しくなるな』と言われた後に、『この職場に不満があるのですか?』と聞かれました」
「そりゃ現状に不満があるから辞めるのであって、不満がなければ辞めるわけないでしょ?」
そう言い返したい気持ちが押し寄せたという。しかし、伝えたところで改善は望めないと判断し、あえて言葉を飲み込んだ。波風を立てない大人の対応を貫いた形だ。
ところが、その配慮を裏切るような事態が起きる。
「自分が話していないのに、その日のうちに退職の件がほかの大多数の人に伝わっていて身の狭い思いをしました」
デリケートな問題が、本人に承諾もなく即座に共有されていた。配慮のなさに最後まで不快な思いをした男性だが、理不尽な搾取から脱けだすための決断は正しかったはずだ。
※キャリコネニュースでは「上司に『会社やめます』と伝えたとき」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/7BKUC4ZS

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