昨年10月、池袋のガールズバーの女性従業員(27)をGPSで監視し、売春させたとして逮捕されたこの店の店長・鈴木麻央耶容疑者(39)。今年1月7日にも不同意性交の疑いで再逮捕された。男は同年5~7月頃、同じく逮捕された田野和彩容疑者(21)とともに、女性に対して連日売春を指示し、新宿区立大久保公園で”立ちんぼ”をさせていた。
【写真多数】”美人マネージャー”と話題の田野和彩容疑者(21)。〈アイドル似〉自称の黒髪ショート時代や”上目づかい自撮り”の写真など
翌月、警視庁は労働基準法違反(強制労働)の疑いもあるとして2人を再逮捕。さらに鈴木容疑者にいたっては今回で2度目の再逮捕となるなど、次々と余罪が明らかになっている。
全国紙社会部記者が話す。
「再逮捕の容疑は去年5月、男が東京・豊島区のインターネットカフェで(売春をさせられていたのと同じ)女性従業員に日常的に暴力を加え、抗えない精神状態にし、性的な行為をしたというもの。捜査関係者によると容疑者はわいせつ行為をしたうえ、女性の写真を撮影。『寝てやがる。殺そうかな』などのメッセージとともに、この写真を別の女性従業員に送っていた。
男は取り調べに対して、『犯罪の自覚はなかった』『覚えていない』などと供述し、容疑を否認しているようです」
しかしながら、鈴木容疑者は従業員に対して容姿に関する罵声を浴びせたり、住んでいた部屋を無断で解約したりなどして、この女性を”管理”していたのはこれまで報じたとおりだ。今回、容疑者を知る人物をあらためて取材すると、さらにその鬼畜ぶりが浮き彫りになった──。
鈴木容疑者はいわゆる雇われ店長で、同じ場所で夜間に営業している店の名前を借りて、”昼ガールズバー”を営んでいた。田野容疑者を右腕のように使い、売り上げ第一の”実力至上主義”で店を管理していたという。
店の関係者が明かす。
「店名は同じですが夜の部と容疑者はいっさい関係がない。むしろ、反りが合わずになんとか辞めさせようとしたこともあった。彼のおかげで店を1か月ほど閉めることになり、11月にはやむなく店の名前ごと変えました。
被害者の子は店に”住んでいた”という報道がありましたが、夜の部とはほとんど関わりがありませんでした。鈴木被告の昼営業が終わって、夜の部が始まるまでバックヤードで仮眠していることなどはよくありましたが、邪魔になるので営業時間は店にいなかったんです」
この関係者は鈴木容疑者の再逮捕を知り、あることを思い出したと振り返る。
「昨年の夏、被害者の子がちょうど売春をさせられていた時期ですかね。その女の子が眼帯をしていたんです。いま思うと、男に殴られていたんでしょうね。それを隠すように、昼間はサングラスをかけていたこともあった。
ちなみにその女の子について容疑者は『一度雇った手前、無下にできない』というスタンスでした。むしろ”救ってやった”とすら思っていたのでは」
証言によると鈴木容疑者は元ホスト。水商売をしていた時期が長かったものの、酒は飲まなかったという。
関係者はさらに「変なやつで、評判はめちゃくちゃ悪かった」と続ける。
「ホスト時代のお客さんや知り合いを営業中に呼ぶことも多く、好き放題に騒いでいました。『家賃を半分払っているから』ということを盾に、あたかも自分の店かのように振る舞っていたそうです。店の使い方がとにかくひどく、よく揉めましたよ。夜の部までにぜんぜん片付けが終わっていなかったり、勝手に備品を増やすことなんかもあった。
鈴木の店について『完全歩合制』という報道もありましたが、実際には時給の制度もあったそうです。でも面接の時に『歩合でこれだけ稼いで日数で割ったら、時給より断然いいよ』などとうまく誘導して、結果的にほとんどの子が歩合で働いていた。出勤したのに給料ゼロ、とういう人もざらで、逮捕前はほとんどのキャストが離れていました」
鈴木容疑者は下戸でありながら、店の客と揉めることもしばしばだった。
「店の客に文句をつけては、よくトラブルになっていました。夜の部の常連さんが昼にもきた時、彼に難癖をつけられて出禁になったこともありましたね。『急にブチギレる』というのはもう有名な話でしたよ。酒で暴れるならまだしも、シラフでかんしゃくを起こすのが怖いと、女の子たちもよく言っていましたから……。今回の件は本当にいい迷惑です」(同前)
数々の”悪行”が明らかになった鈴木容疑者。犯した蛮行に司法はどんな判断を下すのだろうか──。