政務活動費を不正使用の元兵庫県議 県議会が詐欺容疑などで刑事告発

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ホテルの宿泊代などとして政務活動費を不正に使用していた元兵庫県議を、同県議会が刑事告発しました。 詐欺などの疑いで刑事告発されたのは、兵庫県議会で自民党会派に所属していた松井重樹元県議(71)です。 県議会事務局によりますと、松井元県議は去年、午前9時から県庁内で打合せがあったと偽り、前日に神戸市中央区のホテルに宿泊した際の料金をめぐり、不正に政務活動費を受給した疑いが持たれています。 松井元県議は同じ手口を用いて、過去5年間で、政務活動費180万円あまりを不正に使用したとして今年9月に議員辞職。その後、全額を返還していました。 兵庫県議会の山口晋平議長は、「議会の信頼回復と制度の健全性を守るため、議会として刑事告発をした」などとコメントしています。

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