闇バイト強盗、実行役38人中報酬は6人のみ・数万円程度…「ホワイト案件」で募集して使い捨て

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昨年8月以降に首都圏で相次いだ「闇バイト」による強盗事件で、これまでに逮捕された実行役38人のうち、指示役から報酬を受け取っていたのは6人だけだったことが捜査関係者への取材でわかった。
警視庁などの合同捜査本部は、「高額報酬」などとうたった募集に応じた実行役の多くが報酬を得られず、使い捨てにされたとみている。
一連の強盗事件は昨年8~11月に東京、千葉、埼玉、神奈川の4都県で計18件発生し、これまでに実行役38人と回収役、指示役などの計55人が逮捕された。
実行役らは「ホワイト案件」といったSNSの投稿に応じた後、指示役から強盗に入る家について「悪いことをして金を稼いだやつだから、警察には捕まらない」などと言われ、事件に加担していた。
捜査関係者によると、報酬の受け取りを確認できた実行役は6人だけで、金額はいずれも数万円程度だった。他の実行役は逮捕されたり、指示役に話をはぐらかされたりして報酬を得ていなかったとみられる。
今月4~5日には、千葉県市川市で昨年10月に起きた強盗致傷事件に指示役で関与したとして、住所・職業不詳の福地紘人(ひろと)被告(26)(詐欺罪などで起訴)ら男4人が逮捕された。
男らはSNSのグループチャットで、闇バイトの応募者について「何でもやれそうだ。タタキ(強盗)もいけそう」などとやり取りしていたという。捜査本部は、4人が一連の強盗事件を首謀したとみている。

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