新千歳空港で2024年11月、貨物機の着陸時に工事車両が滑走路に進入した重大インシデントで、車両は当時、管制からの許可を受けずに滑走路に進入していたことがわかりました。このトラブルは2024年11月、新千歳空港で「スプリングジャパン」の貨物機が着陸しようとしている最中に、誘導路の工事に向かっていた車両が滑走路に進入したものです。
貨物機は車両が滑走路から出たのを確認して着陸しましたが、国の運輸安全委員会が公表した調査の経過報告書によりますと、車両は当時、管制からの許可を受けずに滑走路に進入していたということです。本来車両は滑走路閉鎖後に誘導路へ向かうはずでしたが、当日は閉鎖時間が変更になり、その情報が運転手に伝わっていませんでした。運輸安全委員会は引き続き、関係者から話を聞くなどして重大インシデントの原因を調査するとしています。