三笠宮家の瑶子さまが剣道六段の審査に合格されていたことが分かった。瑶子さまが受審されたのは、11月9日に愛知県名古屋市の「枇杷島スポーツセンター」で行われた剣道六段審査会。全日本剣道連盟が発表した合格者一覧には、「瑶子女王」とお名前が明記されていた。
「六段の審査は五段合格から5年以上修行している人が対象で、決まった会場に全国から剣士が集まって実技審査が行われます。瑶子さまが臨まれた審査会では、受審者数713名中264名が合格しました。合格率が37%であることから“パスできるのは3人に1人”と捉えると、難易度は高いと言えるでしょう」(皇室ジャーナリスト)
瑶子さまは学習院初等科の5年生から剣道をはじめ、学習院大学では剣道部に所属し、副主将を務められていた。
’03年10月に臨まれた成年に際しての記者会見では、剣道を通じて学ばれたことについて、「礼にはじまり、礼に終わるということと、忍耐力や粘り強さだと思っております」と話されていた。
「瑶子さまは初等科時代に、合唱部、オーケストラ部、剣道部のどれかに入らなくてはならなかったといいます。1年間だけ合唱部に入ったものの、やはり剣道部がよいということで入部し直されたようです。それからは剣道を通じてコーチや先輩、仲間たちとの関係を築き、厳しい練習のなかにもやりがいを見出されたそうです。当時の成年会見では、学業と両立して剣道部の稽古に週6で通っていたことも明かされていました」(前出・皇室ジャーナリスト)
現在では「全国道場少年剣道大会開会式」にも毎年ご臨席されており、瑶子さまにとって剣道は欠かせないライフワークのようだ。
「昨年11月に三笠宮妃百合子さまが薨去され、瑶子さまをめぐる環境も大きく変わりました。9月に開かれた皇室経済会議では、姉・彬子さまが三笠宮家の当主として祭祀を継承され、母・信子さまが新たに創設された『三笠宮仁親王妃家』の当主となられました。瑶子さまおひとりだけ当主となることができませんでした。ですが、瑶子さまはさまざまなご事情を抱えながらも、向上心を持って剣道の修練を積まれてこられたものと拝察します。今回、六段の審査に合格されたことは、大きな励みになられたのではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)
Xでも瑶子さまのご快挙を知った人たちから、祝福する声が次のように上がっている。
《瑶子女王殿下、六段ご昇段おめでとうございます》《剣道六段は凄い。全国審査だから、かなり厳しいはず。お見事でございます》《先週の剣道六段名古屋審査の結果みてたら 瑶子女王合格されたのね おめでとうございます》