東京・赤坂の女性刺傷事件 イベントポスターに大きな「バツ印」書かれる 警視庁が関連を捜査 逃げた男の行方追う

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東京・赤坂のライブハウスでイベントに出演する予定の女性が男に腹などを刺され重傷を負った事件。男は逃走中ですが、現場のイベントのポスターに「バツ印」が書かれるなど不可解な点も浮上しています。
事件はきのう午前10時半ごろ、人通りの多い東京・赤坂の繁華街で起きました。
110番通報「黒い帽子の男に女性が刺された」
飲食店などが入るビルの地下1階にあるライブハウスの前で40代の女性が男に左のわき腹や手のひらを刃物で刺されました。傷は内臓にまで達していて、女性は重傷。予断を許さない状態で、現在も治療を受けているということです。
現場を見た人「血痕がすごかったんです。血がいっぱい。(警察が)指紋とって、全部調べて」
女性を刺した男はその場から逃走。現在も行方が分かっていません。
女性は現場のライブハウスのイベントに出演する予定だったということですが、ビルの前に掲示されたポスターには…
記者「ポスターには大きく黒でバツ印が書かれています」
黒のスプレーで書かれた大きなバツ印。事件との関連は分かっていませんが、一体、何が起きたのでしょうか。
その後の捜査関係者への取材で、逃走している男の足取りが分かってきました。
現場周辺の防犯カメラには、男が事件のおよそ1時間前に自転車や徒歩でビルの周辺をうろつく様子が。男は女性がビルの中に入った直後、後を追うようにビルの中に入っていったということです。
女性はその後、ビルの中のライブハウスの前で1人で待っているところを襲われたとみられています。
事件直後にビルの周辺では、不審な人物が目撃されていました。
目撃した人「男性がちょっと不自然な感じで勢いよく走っていったので」
男性は、180センチくらいの人物が黒い帽子とマスク姿で黒の鞄を抱えながらビルの前を走り去ったと証言します。
目撃した人「自転車が置いてあって、それに飛び乗って走っていった」
警視庁は事件との関連を調べていますが、逃げた男について、黒のキャップ帽をかぶり、黒の作業着にマスク姿で、自転車で現場から西の青山方面へ逃走したとしていて、行方を捜査しています。

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