死亡男性に複数署員暴行か、愛知 保護室に140時間以上収容

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愛知県警本部=2020年
愛知県警岡崎署の留置場で男性(43)が勾留中に死亡した問題で、複数の署員が戒具を着けられ自由に動けない男性を足で蹴るなどした疑いがあることが13日、県警関係者への取材で分かった。男性が140時間以上にわたり保護室に収容されていたことも判明。県警は特別公務員暴行陵虐容疑の適用も含め、署員らから事情を聴くなどしている。
男性の父親(71)は共同通信の取材に「暴行については何も聞かされていない。保身だと感じる」と話した。
刑事収容施設法は、一定の条件下での保護室収容や戒具使用を認めているが、相当な範囲を逸脱していた疑いがある。

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