元TBSキャスターで立憲民主党の参院議員、杉尾秀哉氏(68)が28日、自身のX(旧ツイッター)を更新。自身の周辺への週刊誌の取材に対して「迷惑行為」と抗議した、小野田紀美経済安保担当相(42)に疑問を投げかけた。
小野田氏は26日の投稿で「私の地元の方や、同級生の方々から“週刊新潮の取材が来た。どこで個人情報が漏れているのか分からないが怖い、気持ち悪い”と多数のSOSが届いています」と自身の周辺からSOSが寄せられていることを明かした小野田氏。「取材に応じないと、なぜ取材を断るのか理由を述べるよう言われ、追い詰められるように感じる方もいたそうです」と続け、「このような迷惑行為に抗議します」とつづった。
杉尾氏はこの件を取り上げた記事を引用し「どんな取材行為だったかは分からない。ただ、常識を逸脱したようなものでなければ、メディアの取材を『迷惑行為』と決めつけるのは言い過ぎではないか」と疑問を呈した。
さらに「特に権力の側にいるものはチェックされるのが当たり前なのだ。私はこの投稿に強い違和感を覚える」とつづった。
小野田氏は総裁選で高市氏陣営のキャプテンを務めた。父は米国人、母は日本人で米イリノイ州シカゴ生まれ岡山県育ち。2016年参院選岡山選挙区に自民公認で初当選。22年の参院選では公明党からの支援を受けないことを表明しながらも圧勝したことから、“岡山のジャンヌ・ダルク”とも呼ばれた。