橋下徹氏 自民と維新の連立可能性を解説「今までの水面下の協議が、花開いたということ」

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元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が16日、日本テレビ系「ミヤネ屋」に出演し、15日に行われた自民党と維新の会談について言及した。
15日に行われた野党3党(立憲民主党、日本維新の会、国民民主党)による党首会談で日本維新の会は藤田文武共同代表のみ出席。吉村氏は、その後行われた自民党・高市早苗総裁との党首会談に出席した。吉村氏は会談終了後に開いた会見で、高市氏に21日の臨時国会で首相指名選挙と連立入りに関する協力を求められたと明かし、連立入りの可能性を示した。
自民と維新が連立を組むうえで維新が重要視する点として橋下氏は「ポイントは猊首都法案瓩覆鵑任垢茵9盪圓気鵐汽ぅ匹、『次の通常国会で出す』と言い切ってくれたので、吉村さんはグッと高市さんに傾いた」と説明した。
副首都法案と大阪都構想はワンセット。その先は狷蚕制瓩世箸いΑ
「47都道府県の枠組みを変えていこうというのが、維新の一丁目一番地」とした。
野党3党会談の成果が出なかったことについて「残念なことに立憲民主党や国民民主党は吉村さんとのコミュニケーションが非常に足りないんですよ」と立憲と国民の根回し不足を指摘。
一方、自民と維新は協議を積み重ねていたと明かした。
「実は水面下で小泉さん側と大阪の地方議員を含めての組織が、ずっと協議を重ねてきてるんです。すり合わせをずっとやってきたところ、ほぼ決裂するようなところはないんですよ。(立憲と国民に)永田町の国会議員だけで物事が動くという認識があったんなら、ちょっと誤解(している)。今後、関係を変えていくなら吉村さんの大阪側とコミュニケーションを取らなきゃいけない」とし、高市総裁との会談については「今までの水面下の協議が、花開いたということですよ」と説明した。
さらに「僕のころから自民党と維新は関係があり、松井(一郎)さんと菅(義偉)さんの関係もあった。そういう土台もあった中で、最後のところにきてると思います」。
さらに維新から離脱した議員が作った「有志・改革の会」7席も合流する可能性があるという。
「日本保守党なんかは高市さんの政策にほぼ賛成ですし、有志・改革の会という維新から飛び出た数名が作った会派は、維新の国会議員の運営方法に文句があって出たんです。基本的には吉村さんの考え方には賛成するというメンバーがいる。集めていくと、今の組み合わせが非常に過半数取りやすくなる」と語った。

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