松野官房長官「国葬後に精査して示す」 要人の警備・接遇費

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松野博一官房長官は30日の記者会見で、安倍晋三元首相の国葬(国葬儀)の費用を巡り、警備や外国要人の接遇などにかかる部分について「国葬後に精査した上で示したい」と述べた。
「警戒警備にあたる部隊の規模、国外から参列する要人の数、各国首脳との会談の有無などが不確定で、現時点で確たることを申し上げられる段階にない」と説明した。
政府は国葬の会場となる日本武道館(東京)の設営費や借り上げ料として、令和4年度予算の一般予備費から2億4940万円を支出することを閣議決定した。このほか、会場周辺の警備や国内外の要人接遇の経費などが見込まれる。
一部野党が岸田文雄首相が国会で国葬について説明するよう求めていることに関しては、「首相自身が明日、自宅療養期間の終了に合わせ記者会見を開催する。こうした機会を通じて国民に説明したい」と語った。

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